どうも。もういろいろと気力がなくなってきている私です。もうダメダメです。正直、疲れています。「誰かに癒されたい・・・」なんて甘えたことを考えていた私の前に現れたのが、このmoumoonのYUKA姫でした。昨年の夏のアネッサのCMで、彼女を知ったので、みんなと同じ時期に好きになりました。「こんなにかわいい声で歌う子がいたなんて・・・」ミニアルバムのSPARKは買いませんでしたけど、めちゃめちゃ聴きました。

彼女の魅力に完全にやられたのは、昨年の秋冬に出たニューシングルの「moonlight」のPVでした。このPVのYUKA様は、まさに月の女神でした。こんなにかわいい子は世の中に存在するのか?って思いましたね。総選挙とか不要です。これを衝動買いしたことは、ここの記事に書いていますね。これを携帯音楽プレーヤーに入れて、帰りの電車でニヤニヤして眺めています。(>キモイ)

そして、ついに3月に発売予定のニューアルバム、15 Doors【ジャケットA】(DVD付)をアマゾンで予約しました。PV目当てでAにしましたが、ライブの付いているBも欲しい。けどさすがに同じCD2枚はいらない。こういうCD商法って「なんとかならんかね~」「民主党ですか?」(byスリムクラブ)「Avexだよ!」

でも、いいんです。YUKA様をゆっくりと眺められるだけで・・・今はそれだけで幸せ。(既に末期症状です。)しばらく仕事が大変で休みがありませんので、更新もたぶん出来ないと思います。

その間、アルバムは発売されていますね。もう、公式サイトはスペシャルサイトまで立ち上げて盛り上がっていますよ。肉食にも草食にもなれない中年男性諸君は眺めて楽しんでおきましょう。

※moumoon Official Web Site
http://www.moumoon.com/

京都高島屋の7階で14日まで行われている、ZARD展 -20th ANNIVERSARY-へ行ってきました。ZARDは今年でデビュー20周年ということで、この京都から始まって全国各地で展示会が開催されます。ただ個人的には20周年ということより、坂井泉水が亡くなってもう4年になるということの方が感慨深いものがあります。当時の訃報を派遣先の食堂で聞いたのを思い出します。やたら悲しかったのを覚えています。

さて前置きはこのぐらいにして、今回のZARD展のレポートをします。会場内は年間ごとのヒストリーと、その時々に撮影された写真パネルが展示され、足を進めるとこれまでのZARDの軌跡を辿るように構成されています。写真もアルバムやPVでの写真が多いものの、初めて見る写真も数点ありました。(ファンクラブ会報誌の写真かも?)あと、彼女の初期の写真(PV)はまだ無名の頃の岩井俊二(スワロウテイル・リリィ・シュシュのすべて等で有名。)が撮影したそうです。言われてみれば、そんな雰囲気は写真から伺えます。そこに写る彼女の美しさは芸術的なものにさえ見えます。

展示物として、坂井泉水本人がPV撮影やライブ等で着用した服が数点ありました。彼女の実際の背丈とか知らなかったのですが、服のサイズはわりと小さかったです。そんなに小柄なイメージはなかったので驚きました。個人的には「マイフレンド」のロンドンで撮影のPVで着ていた「赤いパーカー」が印象的でした。(あー!これマイフレンドの時のヤツや!みたいな。解説見ずともわかったので興奮した。)

あとは、彼女の直筆の歌詞。レポート用紙に綴られた彼女の字は繊細で小さめでした。案外シャープな感じもしましたね。私の好きだった曲「oh My Love」の歌詞があって嬉しかったです。ただ、どれも清書したヤツっぽい感じでした。ファン心理としては、キレイじゃなくても歌詞が出来上がる途中のメモ的なヤツの方がよかったな。例えば線で消された箇所とかあれば、歌詞のニュアンスとかがわかるし、なにより親しみが持てる。だけど展示物の中でも謎っぽい方が彼女の場合はいいのかな?

場内で時間帯を区切って、15分程度のスペシャル・ムービーを上映しています。京都では50人程度入れる場所で、シングル曲全てを流しながら、特別ダイジェスト映像と未公開映像(これが激レア。ファン必見!あえてここでは書きません。)で構成されています。若い子は一人もいませんでしたね。(苦笑)

他にもいろいろありましたが、この辺にしておきます。最後に、やっぱり坂井泉水が美人!ちょっと近寄りがたい雰囲気も含めて。かといって冷たい印象もない。ただ、どこかしら影があるように思います。そういう写真が多いだけかもしれないけど。わずか40年の生涯って・・・。美人薄命とは彼女のためにあるような言葉だと思いました。

※ZARD 20th Anniversary special site(ZARD展の情報も)
http://www.wezard.net/20th/
バレンタインデーまであと一週間となりました。今年は3連休後の日ということで、多くの女性たちは一足早く渡すことになるのかも?普段伝えられない気持ちを相手に伝える日という意味で、チョコ以外のプレゼントを贈る人も多いとか。それぞれのバレンタインデーのシーンにちょっとした演出をしてくれるような音楽を選んでみました。新旧を問わずにスーパーバラードとされる名曲たちです。それぞれを動画でご紹介です。それではさっそくスタート!

※Run To You / Whitney Houston(映画「ボディーガード」の挿入歌)
http://www.youtube.com/watch?v=Dim5BCwlEzI
(映画ボディーガードの挿入歌、I always love~ばかりが有名ですが、こちらも素晴らしい名曲。控えめなホイットニーの歌い方が絶妙です。映画の方を知らない人はそちらもオススメです。)

※I Still Believe / Mariah Carey
http://www.youtube.com/watch?v=3rrC6HA9zTk
(この曲は彼女がまだデビュー前にバックボーカルで参加していた曲で、目立たない存在だったのは実は彼女の曲ではないから。PV映像とは合っていませんが、別れた人との再会を願う女性の切ない愛の歌。こちらのマライアもやさしいボーカルで語りかけるように歌っています。)

※I Don’t Want to Kiss You Goodnight / LFO(Lyte Funkie Ones)
http://www.youtube.com/watch?v=WGuV31RQ9Uk
(US発のボーイズグループ3人組。検索でLFOとしても違うバンドが出ます。正式名はLyte Funkie Ones。短い活動期間で残したミドルスローバラードの名曲。90年代でも古くない実力派の3人のエバーグリーンな雰囲気のPVもオススメ。

※Always / Bon Jovi
http://www.youtube.com/watch?v=9BMwcO6_hyA
(ハードロックで最強のスーパーバラード。この数年前のジョン・ボン・ジョヴィはバンド解散の危機やスランプ状態にありましたが、彼らしいストレートなバラードで完全復活しました。)

※Will You Still Love Me? / Chicago
http://www.youtube.com/watch?v=ebrfFK_5xXA
(バラードといえばシカゴ。数ある名曲たちの中であえて、ピーターセテラ脱退後のアルバムから選曲です。86年の作品ですが、歴史に残る名曲となりました。私が高校生の時にテープ録音してプレゼントしたっけ・・・>淡い想い出です。)
最後に、昔はこのジャケ写にあるように、カセットテープにこういう曲を詰め込んで、相手に贈ったりしたもんです。ちゃんと曲順も考えるんです。解説まで書いたこともあったっけ?(苦笑)CDでも、MP3でもない懐かしいストーリーが昔にはありましたね。案外、今でも使えるかも?(手書きの手紙に近い感覚かな?)
 
みなさんもいい想い出を作ってくださいね。それではこのへんで。
 

さて、今年最初のレビューということで、個人的にイチオシの3ピースバンド、Half-Lifeの2ndアルバムをピックアップです。昨年は同郷のチャットモンチーとの対バンなどを含めて、精力的にライブ活動を行っていました。そんな中でもこれだけ完成度の高いアルバムが出せるということは、既に彼らにはたくさんのオリジナル曲があるということだと思います。前作は圧倒的な演奏技術に裏打ちされたスピード感のあるサウンドが多かったですが、今作は歌詞をよく味わいながらじっくり聴ける深みのあるアルバムになっています。

table / Half-Life
01. 新呼吸
02. city talk
03. discord
04. effectology
05. 凸と凹
06. ホタル
07. Boy&Girl
08. J-POP
09. noah
10. サナギソウ
11. WORLD MAKER

今作で、彼らの音楽の方向性や世界観はハッキリしたように思います。現代の表現しにくい個人の感情が「空虚さ」や「儚さ」の中でうまく中間色に表現されています。3ピースバンド特有のシンプルなサウンドをうまく生かしているので、楽曲の良さが際立っています。柔らかく温かみを持った控えめな音作りも前作と違う所です。

まずは、EPでの先行シングルとしての02. city talkは、これまで同様の疾走感あふれるスピードナンバー。スリリングな展開の楽曲構成と、デジタル的なキーワードが印象的です。同じく04. effectologyは今作で最速のナンバーで、軽快なギターに変則的なリズム体が絡み合う、彼らお得意の見事なサウンドです。

前作にはなかった、じっくりじんわりとくるミドルテンポな曲が、08. J-POPです。これは人気ドラマ「モテキ」のエンディングテーマとなり、少し話題になった曲です。彼らの名前を知っているとしたら、この曲からという人が多いと思いますが、この曲のPVがイマイチな感じだったのが私には残念でした。(曲自体はすごくいいのに。)さらにオススメなのが、05. 凸と凹で、前作にはなかったやさしいミドルサウンド。歌詞の世界観も先に述べた中間色な感覚がよく出ている名曲です。

最後に私の個人的なベストトラックは、09. noahです。変幻自在のサウンドにさらに磨きがかかった感じで、圧巻の演奏を披露しています。3人でここまでプログレッシブなロックサウンドを展開できるバンドは、日本ではいないと思います。(英詩で歌うバンドはいるけど。)

好きなアーティストのレビューは長くなってしまいます。ただ、このバンドは只者ではないです。最近の3ピースバンドでは今、最強なのではないでしょうか?言葉(歌詞)音(音楽)どちらの感性も唯一のオリジナリティーに溢れています。ぜひ彼らのサウンドに一度触れてみてください。

※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3904563

※city talk (PVフル)
http://www.youtube.com/watch?v=HvJ7dB46fFQ

※J-POP(PVフル):ドラマ24「モテキ」エンディング・テーマ
http://www.youtube.com/watch?v=CivJdVbT05w

※関連過去記事
http://57127.diarynote.jp/201008290248204347/
今年の年末年始はゆっくりできました。昨年末くらいかなりハードだったので、助かりました。やっぱりなんだかんだいってブログが更新できないです。レビューしたいCDはたくさんあるのですが、書くタイミングを逸してしまうという状況でした。ちょっとの文章でもいいから、更新を増やしたいというのが今年の目標。でも、書くからにはちゃんと書きたいというのもあって・・・とりあえず、今年もマイペースでやっていこうと思いますので、よろしくお願いします。

さて、昨年を振り返ると、やっぱり「トイレの神様」に尽きる一年だったと思います。植村花菜ちゃんは本当に売れてよかった。彼女のこれまでの作風からすると、異例ともいえる楽曲ですが、紅白出場も果たし改めて、彼女の名前は広く全国に知れ渡る結果となりました。

デビュー当初から、このブログで追いかけてきたので、この曲だけのイメージが定着してしまうのではないか?という危惧もありますが、彼女はこれで終わらないと信じています。(しばらく熱が冷めるまでは、この曲に縛られるかもしれませんが。)

※トイレの神様 / 植村花菜(紅白以降でまたコメント数が増えました。)
http://www.youtube.com/watch?v=Z2VoEN1iooE

あとは、宇多田ヒカルの「人間活動」宣言ですね。「12年間の音楽活動」と聞いて驚きました。そんなになるんですね。最近はブレイク時よりも人気は衰えてきたのかと思えば、ラストライブは横浜アリーナでも、この模様は映画館や、ストリーミング放送などで、記録的な人数が見守っていたそうで、宇多田ヒカルの人気は健在だったことを証明したとのこと。マイクをステージに置いて去っていったらしいです。(>百恵ちゃんか!)近年は世界各地でのライブ活動が多かったのに、さすがです。彼女の日本の音楽界(R&B)における功績は大きいですね。戻ってくる時が楽しみです。

最後の最後でビックリの浜崎あゆみの結婚。お相手がイマイチよくわからんけど、お幸せに。彼女のすごい所は、人気が衰えないこと。もちろん一番売れていた頃というのはあったけど、今の若い子の中にも、以前として「あゆファン」が多い。(仲 里依紗もあゆファンだとか。)これほど長期に渡って若者から支持されたアーティストはいないと思います。やっぱりカリスマですね。

さて、今年はどんな年になるのかな?毎年やっているブレイク予想をしておきましょう。昨年は3ピースバンドの「Half-Life」でしたがハズレ。(ちょっとだけ売れたけどね。>モテキ:J-POP)私は既に2ndアルバムも買いました。これは今年も継続で。あとは、植村花菜と同様にそろそろ売れて欲しいのが、柴田淳。しばじゅんもいつの日か大ヒット曲に恵まれると願っています。(いい曲が多いのにね・・・)

それでは、今年もよろしくお願いします。
※あの頃を振り返る関連動画
*宇多田ヒカル - Addicted To You (10年以上前の宇多田さん。若い!)
http://www.youtube.com/watch?v=V_In-3UlkEk
*浜崎あゆみ / Boys & Girls
(あゆ絶頂期の頃。作曲は小室でなく元ドゥアズの長尾大って所がミソ)
http://www.youtube.com/watch?v=TTRhUWWd4cM
*Half-Life / J-POP(曲はすごくいいのに。このPVはいったい?)
http://www.youtube.com/watch?v=CivJdVbT05w
*あなたとの日々 / 柴田淳(数々の名曲の中でもこれは外せない1曲)
http://www.youtube.com/watch?v=Dtug7IiAzkI


毎年、クリスマスのアルバムなどを取り上げていましたが、今年はそんな時間も余裕もなく日にちが経ってしまいました。うーん、本当に何故かゆっくり出来ない毎日です。それでも、このブログを長くやっていますし、ビミョーに期待してくれている人がいたり・・・しないか。(苦笑)ただの自己満足でも恒例ということで、今回は動画を使って、オススメのクリスマスソングをご紹介します。スタンダード中心ですが、アーティストによってカバーテイストが違う所もチェックポイントです。それでは早速、スタート!

※Let It Snow / Jessica Simpson(幸福絶頂期の女性はこんなにキュート?)
http://www.youtube.com/watch?v=oM-Gg5YwBNY

※This Christmas / Chris Brown(こんなに才能があったのに・・・。)
http://www.youtube.com/watch?v=VlW5nQykhmI

※The Christmas Song / Christina Aguilera(やっぱりアギレラ!圧巻の歌唱力)
http://www.youtube.com/watch?v=g3A714hoCqo

※I’ll Be Home for Christmas / Rascal Flatts(今年は10周年、配信限定でしたが珠玉の1曲)
http://www.youtube.com/watch?v=iW8wMMIVBFM

こんな感じで、4曲ピックアップしました。前半2曲の方々はプライベートでいろいろありましたが、純粋に音楽を楽しみましょう。(特に「彼」は今頃はどうしているんだろう・・・)アギレラはデビュー当初からうまかったけど、改めて聴くと素晴らしい。ホイットニー級といえば言いすぎ?でもそれに近いレベル。最後のラスカル・フラッツは通常の音楽でもオススメですね。新世代カントリーポップとか言われてますが、すでにジャンルを超えた感じさえします。AVEXから日本盤が出てるんで、ついでに紹介しておきます。

※Rascal Flatts Official Website
http://www.avexnet.or.jp/rascal/

それでは、みなさん。よいクリスマスを!
ぜんぜん更新してませんけど、生きています。とりあえず「生存」宣言だけしておかないと・・・。風邪も含めて体調が悪く、仕事も大変だったので、心身ともにだいぶ疲弊しています。昔みたいにゆっくりCDレビューなんて出来ないな。(苦笑)それでも音楽は聴いているので、とりあえず、最近のお気に入りとかを気の向くままに書いてみようと思います。


まずは、衝動的に買ってしまったmoumoonmoonlight / スカイハイ / YAY(DVD付)です。コンビニで飲み物買うみたく、店に入って数秒で購入。ささやかな自分へのプレゼントにしました。(私12月生まれですから。)完全にPV目当てです。このPVのYUKA様はマジにカワイイ!ありえない。あとは歌詞の感性も好き。
「恋の魔法はmoonlight アスタリスクに願うはlover’s Magic」
「空にかざす両手はトライアングル まるい月を覗いて願おう」

「アスタリスクに願う」っていう歌詞の表現が素晴らしい!なんとなくメールとかを彷彿させませんか?これは若い世代にしか出てこない単語だと思いますね。

※moonlight / moumoon
http://www.youtube.com/watch?feature=player_profilepage&v=pwQn-eOeo9w

あとは衝動買いでなく、ちゃんと考えて買ったのが、私が最も注目している3ピース新人バンド、half-lifeの2ndアルバムtableです。これはいつかレビューします。実力のある将来性の高いバンドだと改めて確信しました。「J-POP」というタイアップ曲で少し話題になりましたが、彼らの凄さはあれではまだまだ伝わらない。PVがイケテナイ分、むしろマイナスだったかも?(曲がいいだけに悔やまれる。)

※J-POP / half-life
http://www.youtube.com/watch?v=CivJdVbT05w

最後に最近のお気に入りを列挙しておきます。それでは年末に。
※ベイビー・アイ・ラブ・ユー / TEE
http://www.youtube.com/watch?v=ezDz4Z6s5Ns
※DJ KOMORI / Blue Magic feat. 日之内エミ
http://www.youtube.com/watch?v=VYcK-9Qq7E0
※ストーリー / さかいゆう
http://www.youtube.com/watch?v=ipWDcLdI104
※SPARKLE☆TRAIN / SOULHEAD(ここは懐メロ的な・・・)
http://www.youtube.com/watch?v=KcjKk5paKmI


ベスト盤が出る時はアーティスト活動が何かヤバイことになっているというのは、やはり定説のよう。「レコード会社移籍」、「活動休止」など、だいたいにおいて、いいニュースはない。しかし、RYTHEM解散という展開は少々意外でした。ただ今にして思えば、既にそういう方向だったような気もします。

2008年に大活躍をした彼女たちが、その勢いに乗って積極的に活動するかと思えば、2009年はベスト盤のみリリース。しかも新曲や未発表曲などの一切ない単純なベスト盤で、自分で編集して作れるような内容でした。正直このあたりから、「なんで?」という疑問はありました。

結構、いい曲もあったのに残念です。解散発表してからのニューアルバム発売(12/8)というものあまりなかったような・・・

変な話、解散を告げられてから、新作を聴くというのはリスナーとしてはビミョーな気持ちです。私程度でそうですし、旧来のファンの人たちはどうなんでしょうかね・・・

人生いろいろってことなのかな・・・

※RYTHEM Official Web Site(解散発表の映像もあり。)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/RYTHEM/

すっかり寒くなってしまいました。長過ぎる夏から、いっきに冬に向かうようです。私は秋が好きな季節なんですが、今年は「秋らしさ」をあまり感じる暇もなさそうです。さて、今日は秋冬になると必ずこの人の歌声が聴きたくなります。このブログでは以前から取り上げている女性シンガーソングライター、柴田淳の最新作(とはいえもう1年前になりますが。)ゴーストライターをレビューしたいと思います。

ゴーストライター / 柴田淳
01. 救世主
02. 透明光速で会いに行く
03. Love Letter
04. うちうのほうそく
05. 蝶
06. 雫 ~instrumental~
07. 雨
08. 宿り木
09. 君にしかわからない歌
10. 幸福な人生

通算で7枚目となるアルバムです。前作がシンプルな構成で「歌声」を前面に出したことにより重量感のある作品となったのに対して、今作は全体的にバランスのとれた聴きやすい作品になっていると思います。

オープニングを飾る、01. 救世主が、これまでの継承路線のダークな曲だったので、深みのあるアルバムになっているかと思えば、02. 透明光速で会いに行くで、作品の雰囲気は一変して、明るくキャッチーなサウンドで、彼女の違った表情をみるようです。同じく09. 君にしかわからない歌など、これまでのダークなイメージの曲とは対照的な爽やかな曲が収録されていることは、今作の特徴といえると思います。

ただ、やはり柴田淳はバラードが素晴らしい。これは不変です。今作でもシングル曲の03. Love Letterは、彼女の歌の素晴らしさが際立つバラード。「死」などという単語が歌詞に出てくるのに何故か安らぎを覚える癒し系の名曲です。雨の日に聴きたい07. 雨も、これぞ柴田淳といえるスローバラードで、継承路線ではあるものの、卓越した表現力の歌声はやさしい雨のように心に染み込んできます。

これだけの素晴らしい歌が歌える彼女ですが、この作品を発表するまでにはかなりの「スランプ状態」であったそうです。最後の曲、10. 幸福な人生は歌詞もふまえて、彼女の心の叫びのようにも聞こえます。

秋冬にはピッタリのアルバムだと思います。また「柴田淳=暗い曲」というイメージを持っている人には、このアルバムをオススメします。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3661227

※関連過去記事(しばりんく)
http://diarynote.jp/d/57127/20090118.html
http://diarynote.jp/d/57127/20070401.html
http://diarynote.jp/d/57127/20070101.html
http://diarynote.jp/d/57127/20050925.html
http://diarynote.jp/d/57127/20050503.html
今日は久しぶりに店頭の試聴機で珍しく最後までフルで聴いた曲を簡単にご紹介したいと思います。このジャケ写からは想像つかないくらいのむさくるしい感じ(し、失礼!)の新人男性アーティスト、TEEのデビュー2ndシングルです。広島県出身の彼は、独特のパフォーマンスと案外甘いハスキーボイスの持ち主です。サウンドは主にクラブ系レゲエ。ヒップホップ風のMCを中心に構成する表現スタイルです。ここ最近のJ-POPS気味なジャパレゲエという感じです。

ベイビー・アイラブユー / TEE
1. ベイビー・アイラブユー
2. ファイター
3. がんばれよ

ただ、今回のバラードソング、1. ベイビー・アイラブユーは、これまでのTeeのいい意味で粗雑なイメージを一掃し、繊細でかつストレートなボーカルを見せています。既にこの曲は最近流行りの「セツナ系」の名曲として、かなり話題となっています。(CDTVの10月のエンディングテーマ曲でした。)ここで彼の名前を知った人も多いでしょう。(私も実際はそんな感じ。)

そんな彼が、夏を待ちきれずにデビューアルバムを冬前にリリースします。「なんでやねん?」と思ったものの、このシングル3曲を聴くと、夏用のアーティストという狭い枠に収まるような人物ではないことが伺えます。うまく言えませんが、彼はヒップホップとかジャパレゲとかジャンルの上の方で表現したいものをちゃんと持っているような気がします。それがまだハッキリと形になっていない不安定なまま作品にしてしまう「不器用さ」に魅力を感じます。

この人は案外、数年後には大物になっているような気がします。どっかの国で大人気になるとか?ワールドワイドな器かもしれません。(日本より海外の方が向いている気がします。)

男性ピンでのアーティストが不毛な今、今後の活躍が期待されるアーティストだと思います。

※TEE Official Web Site
http://www.tee-web.jp/top/

※TEE / ベイビー・アイラブユー(Short ver.)
http://www.youtube.com/watch?v=sjj0Ga5jMrE


追記:このジャケ写とPVの女性は、モデルの矢野未希子さんです。
  
○矢野未希子・オフィシャルホームページ「natural」
http://www.ftwo.co.jp/yano/
今年の夏に大ブレイクした男女ユニット、moumoon(ムームーン)の新しいシングルがリリース決定しました。タイトルはmoonlight(ムーンライト)。これは、イオンのロゼワイン販売企画キャンペーン(満月ロゼ)のCMのために書き下ろされた曲で、そのCMにはなんと!ボーカルのYUKA本人が出演しています。このCMがかなりヤバイんです。かわいすぎて・・・。彼女はルックスはもちろんですが、声がカワイイから参ります。(でも、イオンのCMといえば、蒼井優じゃなかったっけ?)


moonlight / moumoon
01.moonlight
02.スカイハイ
03.YAY
04.moonlight -Instrumental-
05.スカイハイ -Instrumental-
06.YAY -Instrumental-

まだちょっとしか聴けませんけど、CMの曲もやさしくて、やわらかい雰囲気でとてもいい感じです。ちなみにmoumoonというユニット名はフランス語のmouで「やわらかい」という意味をmoon(月)に付け加えたものだそうで、今回の新曲タイトルが、「ムーンライト(月明かり)」なわけですから、今回もただのCM曲には終わらない予感がします。

ちょうど月がきれいな季節です。やさしい満月のように輝きをみせる2人の活躍に、今後も目が離せません。次のアルバムが出る頃にはもっと人気が出ているだろうなぁ・・・

※moumoon official Web Site
http://www.moumoon.com/

※moumoon / moonlight / スカイハイ / YAY(pv short Ver.)
http://www.youtube.com/watch?v=hPcleIG_-fo

※イオン「満月ロゼ」(おねがいねっ!byYUKA)
http://www.aeonretail.jp/campaign/fullmoonrose/

今日は、久しぶりにCDレビューです。私が今、好きな実力派の女性ボーカリストの1人、mary(マリー)の2ndアルバムで、Difineを取り上げます。はっきりいって自信を持ってオススメできるCDです。彼女は、透明感のある歌声で、パワフルでかつ繊細な表現のボーカルが魅力の女性です。デビュー前にスタジオワークを重ねるうちに、まだ有名ではなかったDJ MAKAIと出会い、彼のアルバムのゲストボーカルにフューチャーされたことがきっかけでデビューします。所属レーベルはクラブ系で活躍するi-dep、cargo、Sotte Bosseなどを輩出している、AZ tribe(RAINBOW ENTERTAINMENT)で、彼女もレーベル期待の女性アーティストとして、今後の活躍が予想される存在です。

Define / Mary
1. Blooming
2. Life Is...
3. Shiny Day / Sound Produced by 野崎良太(JAZZTRONIK)
4. Have You Never Been Mellow
5. The Beautiful In Life
6. Sleepless Night
7. Release The Silence
8. I Can Feel It
9. Heaven In The Sky (Acoustic ver.)

今作は、生音を意識したサウンドが特徴で、前作のようなエレクトロな雰囲気は控えめになっています。それでも、彼女の突き抜けるような歌声による躍動感はそのままで、アップテンポな曲も心地よく聴けます。そういう意味では歌声もサウンドも少し大人になったような印象です。

アルバムの幕開けを飾る1. Bloomingから3. Shiny Dayまで、躍動感と疾走感の溢れるアッパーチューンが連続する息もつかせぬ展開。それなのに聴いていて疲れるどころか、逆に心地よいのは、彼女のボーカルセンスによる所が大きいと思います。特に、8. I Can Feel Itは彼女の魅力がよく出ているキラーチューンだと思います。

前作にも洋楽のカバー曲が収録されていましたが、今回はなんと不朽の名曲、オリビア・ニュートン・ジョンの「そよ風の誘惑」(4. Have You Never Been Mellow)を、ラウンジボッサ風味の大胆なアレンジで歌っています。原曲とはさすがにイメージは離れますが、エバーグリーンな雰囲気は似ていて、彼女の違った一面を垣間見るようなカバーソングになっています。

さて、最後に私の選ぶベストトラックは、6. Sleepless Nightです。これは収録曲の中で最もバンド演奏に近いサウンドになっていて、上質なクロスオーバーとして聴けます。中盤でサックスを挿入するあたりなどは、アシッド・ジャズのエッセンスも隠し味となっています。ここでの彼女のボーカルはとても繊細で、今までにないほどの豊かな表現力を発揮しています。こういうスムースな曲も歌えるのは本当に実力のある証拠だと思います。

彼女の出世曲ともいえる、9. Heaven In The Skyは、アコースティックバージョンで収録。スローボッサのアレンジで生音ギターが心地いいです。同じ曲とは思えない、彼女の包み込むようなボーカルに癒されながら幕が降ります。

天気のいい日に持ち出したり、夜のドライブミュージックにも最適だと思います。とにかく歌がうまい。ストレートでピュアな声が魅力です。レンタルにもありますので、ぜひ聴いてみてください。オススメの名盤です。

※Mary Official MySpace(試聴可)
http://www.myspace.com/maryofficial

※Mary 特集記事(BARKS)
http://www.barks.jp/news/?id=1000049999
あら?この名盤がアマゾンのジャケ写にあったよ〜(感涙)でも廃盤なんじゃなかったかな?誰かが出品してるのか?(それはもたいない!)でもその人がジャケ写載せてくれたんだったら多謝。ここの所、クラシック路線できましたが、今日は最強にオシャレなキーボード(ピアノ)奏者のキム・ペンシルのアルバムで、この三連休にふさわしい?タイトルはスリー・デイ・ウィークエンドです。もうこれは究極のオシャレなインストゥルメンタルだと思います。ジャケ写のイメージどおりです。(これ裏面は本人が写ってて、そこだけがイメージと違ったり・・・ってキムさんすんません!)

3 Day Weekend / KIM PENSYL
01.3 Day Weekend
02.ECHO OF ANOTEHER TIME
03.A NEW MORNING
04.SWEET SPOT
05.LAZY SUNSET
06.ISLAND POSTCARD
07.TAKE A LITTLE CHANCE
08.THINK OF YOU
09.J.J.’S ADVENTURE
10.GRANDPA’S GARDEN

うーん、レーベルがユニバーサルクラシックになってるなぁ。私の所有してるのはビクターだから再販してる?だったらこれは買って損はないですよ。なんせ、大手FM局(って関西ですけど。)がみんなBGMとして、こぞって使用していたくらいのオシャレインストですから。当時の彼は基本的にはキーボード奏者ということでしたが、ここにも収録されていますが、水流のような旋律を奏でるピアニストでもあります。90年代とは思えない先進的で洗練された音楽ばかりです。細かくチェックしていくと・・・

今回のアルバム全体の作品イメージとしての代表曲といえる、01.3 Day Weekendは軽快なサウンドリズム(打ち込み)に乗って軽やかな音色を弾くように弾いています。抑揚のある展開も素敵です。究極のオシャレピアノで流水のような演奏が堪能できる03.A NEW MORNINGは、転調を多用しているのに驚くほど滑らかな旋律になっています。しかもここはピアノでの演奏ですから、この人は只者ではないです。(天才?)

04.SWEET SPOTは再び軽快なポップサウンドですが、少し控えめな音で爽快感を出しています。余談ですが、この曲とミドルテンポの05.LAZY SUNSET、キャッチーな07.TAKE A LITTLE CHANCEあたりは大手FM放送の「交通情報」とか「天気予報」とかのBGMにされてましたね。そんな使い方って贅沢すぎ!30秒くらいしか聴けないし、声の方がメインだし。(でもある意味最もヘビーローテーションだった?:苦笑)

誰も知らない隠れた名曲ってこういうのじゃないのかなって思うのは、08.THINK OF YOUのピアノバラード。曲の美しさはもちろんですけど、なんでこんなに包み込むようなやさしさを演奏技術だけで表現できるんだろう?って思うほど、彼の奏でるささやくような旋律は天性のものかもしれませんね。この音こそ絶妙だと思います。

このアルバム以降、知る人ぞ知る存在となった人で、何枚かのアルバムを出していますが、打ち込みを使ってのフュージョン系な部分を削ってシンプルになっています。全体の音がシンプルだと彼の巧みな演奏がちょっちわかりにくくなるので、最初にこのアルバムをオススメしたいですね。昔のカシオペアとか好きな人はハマルと思います。(バンドじゃないけどね。)

※試聴はこちら
http://www.vervemusicgroup.com/artist/music/detail.aspx?pid=11647&aid=7077
秋のオススメ、ミドルスローソング特集(洋楽編)
ちょっとブログのレイアウトを変えてみました。もっと秋っぽくしたかったんだけど、設定方法がイマイチよくわからないので、ビミョーに中途半端なデザインになってしまいました。まぁ、左の「おさるさん」が気に入っているので、これでよしとしておこう。(苦笑)最近は寒いんだか、暑いんだかイマイチよくわからん気候ですが、そろそろ秋モノの音楽を紹介していこうと思います。やっぱりこういう季節にはミドルスローなナンバーがいいと思って、ちょっと前の時代のものからお気に入りのものをピックアップしてみました。今回も動画を使っての紹介です。(それにしても、早くレビュー機能が復活しないかなぁ・・・)

○Boyzone - No Matter What
http://www.youtube.com/watch?v=7eul_Vt6SZY
日本で最も知られていないUKボーイズグループ、ボーイゾーンのミドルバラード。(単に日本盤の発売がなかったから。)こちらもイケメン揃いですが、後にソロで活躍するローナン・キーティングの渋い声はさすがに魅力的です。PVも芸術性の高い美しい映像です。

○Blackstreet - Before I Let You Go
http://www.youtube.com/watch?v=kC6TnBx0HIU
90年代とは思えない先進的なサウンドを展開し、ブラックミュージックを新たに発展させた黒人ボーカルグループ、ブラックストリートのメロウなスロウナンバー。完璧なコーラスワークと感情を抑えた控えめなボーカルには脱帽です。

○Christina Aguilera - So Emotional
http://www.youtube.com/watch?v=i0ogS47QfD0
バラードではないけれど、圧倒的な歌唱力でエモーショナルなミドルナンバーを歌いあげるのは、まだ10代のあどけない表情を見せるクリスティーナ・アギレラ。既に存在感のあるボーカルは、後の活躍を十分に予感させるものでした。

今回は3曲です。古さを感じないように思うけど、今が2010年なわけだから、10年前くらいの曲ってことになるんですね・・・前回のボビーブラウンとかは20年前ってことに??? 私はどんだけ音楽を聴いているんでしょうか?でも音楽の旅はやめるつもりはありませんよ。レビュー機能が復活したら紹介したいCDがたくさんあるんです。ちょっと更新ペースが遅いのはご勘弁を。それでは、また!
レビューが出来なくなったそうで・・・
あらら。最近どうやってもジャケ写が出ないと思ってたら、ダイアリーノートの不具合のよう。10月から復活予定と書いてあるので、それまで待つしかないです。はっきりいって、私にとってはこれは死活問題ですから、管理者の方、何卒よろしくお願いします。とはいえ写真なしというのは寂しいので、著作権フリーの写真をテキトーに載せてみました。うーん、これはどこの何?海外っぽいんですけど、よくわからん。なんとなくアートな雰囲気もしますが・・・

さて、こうなると何書きましょうかね。(苦笑)たまには思いつきでつらつらと書いてみましょうか。この前、あるCDショップに行くと「植村花奈」コーナーが出来ていました。最近出た、ベスト盤的なセルフカバーCDの発売にあわせて設置されたわけですが、1stアルバムから全て全部置いてありました。「ブレイクしたら周りはこんなに変わるんだ。」と思いましたね。というのも、私は昨年に出たミニアルバムがどこにも置いてなくて、四条で3ヶ所くらい探して回ったので。(当然彼女の他のCDなど1枚も置いてなかった。)CDショップのこの変わり身の早さには驚きますね。

「植村花奈」の過去記事
http://57127.diarynote.jp/201004102040557325/

あとは、四条のHMVが無くなったこと!もう京都はどこでCDを買えばいいんだ?ロフトがミーナに移転っていうから、HMVも当然ミーナに移転していると思ってたら、閉店してました。カナート洛北店へどうぞって・・・行けるか!もはやOPAのタワレコしかないか・・・。イマイチ利用してないけど。

私の場合は大型レコード店へ足を運んで情報を仕入れることが多くて、このブログで取り上げている、わりと知られていないアーティストとかCDとかは、ショップの試聴コーナーとかがソースだったりするんです。これはかなりイタイです。

最後に、今日から一気に秋になりました。昨日まで夏だったのに。衣替えの暇もなく秋とは。とりあえず、音楽プレーヤーの中だけ衣替えしました。秋っぽい音楽も紹介していますので、よかったら過去記事も参考にしてください。

※秋に聴きたいオススメCD(過去記事リンク集)
http://57127.diarynote.jp/200609242343030000/

今回はこんな感じで。しばらくレビューはお休みになりますが、何か工夫をして記事は更新したいと思います。それではこのへんで。
前回の第2弾記事ということで、今日も私がネットで見つけた懐かしい音楽PVの中から、後の世代に多大な影響を与えた偉大なアーティストたちのPVをピックアップしました。しかも、今回は90年前後の空前のダンスブームをふまえて、「ダンス」という視点から厳選しました。はっきりいって伝説級の人たちです。今の若い人たちには、音楽史を訪ねるような感じで、見てもらえばいいと思います。現在のダンスがあるのはこういう人たちの功績があったからです。アラフォー世代の人にはナツメロ感覚で、楽しんでください。それではスタート!

○Bobby Brown - Every Little Step
http://www.youtube.com/watch?v=P0FKzPfsxA4
この人のこのPVなくして、ダンスは語れません。ボビー・ブラウンの代表曲。跳ねるようなアッパースウィング系のリズムと新世代黒人の代名詞としての意味を重ねて、ニュージャック・スウィングと称されるようになりました。日本でも大変なブームで、このPVがそのままTBC(東京ビューティーセンター)のCMに使用されました。(下からのステップショットが大変印象的でした。)

○MC Hammer - U Can’t Touch This
http://www.youtube.com/watch?v=otCpCn0l4Wo
全世界で異常ともいえるほどの一大ブームを巻き起こしたMCハマーの代表曲。ラップをダンスミュージックに発展させたパイオニア。「MC=ヒップホップ」という固定概念を打ち砕いた作品。ちなみに多くのダンサーを抱えるハマーのバックで刺激的に踊るセクシーな女性が当時無名だった頃のジェニファー・ロペスです。)

○Madonna - Vogue
http://www.youtube.com/watch?v=GuJQSAiODqI
80年代のカリスマ女性アーティスト、マドンナの画期的なダンス映像PV。有名ファッション誌「Vogue」のモデルが撮影時に行うポージングから派生して生まれたボーグ(ボージング)と呼ばれるダンススタイルが一躍脚光を浴びる。完成度の高いボーグが見られるのは、このPVだけです。

○Paula Abdul - Straight Up
http://www.youtube.com/watch?v=D5A3yF0bjLo
最近はすっかり審査員のオバサンですが(アメリカンアイドル)実は凄い人。日本語でいうところのいわゆるカリスマ振り付け師、ポーラ・アブドゥルの出世作。ジャネット・ジャクソンのダンスの師匠でもありました。独創的で大胆かつ繊細で緻密なダンスで多くの人を魅了しました。現在の女性ダンサーの基礎を作った重要な人物です。(このPVではわかりにくいかも?)
とりあえず、こんな感じですね。
当時はどれもみな衝撃的でした。「その時歴史が動いた」くらいの伝説的なPVです。
(ポーラはPVだけでいうとそうでもないか・・・)

この次はまたCDレビューしたいと思います。それでは、また。

最近、自分の若かった頃に夢中だった音楽のPV動画をネットで探がして見るのが、ささやかな楽しみになっています。私の場合は洋楽に一番夢中だった頃が、80年後半から90年前半でした。ただ多くのオムニバスで80’sのヒット曲を集めたものは、きっちり80年代にヒットしたものを収録しているものが多く、レーベルなどの問題もあって、「何故かあの曲がない」とかよくあるんです。どのオムニバスでも収録される曲は似ている点からも、なにかしらのシガラミがあるのでしょう。

ま、そういう大人の事情はさておき、今日は私が最近見つけた懐かしい音楽PVの中から、今でも色あせない魅力のあるものを取り上げてみます。ジャンルはブラック・コンテンポラリーです。現在ではR&Bと称される手前の音楽という感じかな?それでは、スタート!

○Karyn White - The Way You Love Me
http://www.youtube.com/watch?v=HPQtfy7Cdrg
※キュートなルックスと天性の歌声で一気にスターとなった、キャリン・ホワイトの出世曲。最強プロデューサーコンビのL.A.リードベイビーフェイスの楽曲作品。

○Jody Watley - Real Love
http://www.youtube.com/watch?v=r-FUquLYdxQ
※ダンサー、モデルなどマルチな才能をもつジョディー・ワトリー。彼女のカリスマ性で、ファッションから音楽までセルフ・プロデュース。圧倒的なライブ・パフォーマンスも話題でした。

○Maxi Priest - Close To You
http://www.youtube.com/watch?v=UHiffWSlVac
アーバン・レゲエのパイオニア、マキシ・プリーストの大ヒット曲。数週間にわたり全米No.1となる。黒人系イギリス人によるブラック・ミュージックの火付け役でもあります。(俗に「UKブラック」と称され、日本でも90年前半で最先端の音楽としてブームとなる。)

○Heavy D & The Boyz - Is It Good To You
http://www.youtube.com/watch?v=2RZUuw5m6UM
ヒップホップを基調としながらもコンテンポラリーに仕上げる彼の手法はMCハマーのそれとは異なる斬新なアイデアでした。ラッパーのヘヴィーDと女性ボーカルを折り重ねるというスタイルもこの曲が原点。流れるようなラップは彼の技術の高さを証明しています。

とりあえず、今回はこんなところで。それにしても、懐かしい・・・・
ちなみに、わたしはジョディー・ワトリーの大ファンでした。
(とにかくカッコイイ!最高のカリスマ・ディーバでした。)
ようやく、このCDのレビューを書くことになりました。前回は少しだけ紹介したに留まりましたが、今回はガッツリとレビューしたいと思います。新人バンドとは思えない技巧派のスリーピース・バンド、Half-Life(ハーフライフ)のメジャー・デビューアルバムで、second narrowです。何故かカナダのバンクーバーで3人が出会いバンド結成。5年後に音楽活動の拠点を東京に移して、渋谷CYCLONEを中心に精力的なバンド活動を展開。観客を圧倒する攻撃的なライブとは反比例するほどに繊細な歌詞の妙で、多くのファンに支持される。これまでのJ-ROCK(ラウド、パンクなど含む)という漠然でも定着しつつあった「括り」に束縛されず、逸脱もしない彼らの新しい感性に目を付けたのが、今日本の音楽業界で最強のクリエイティブ集団とされるavex傘下のtearbridge production。この満を持してのこのデビューアルバムは、渋谷CYCLONEにてレコーディングされ、tearbridge recordsよりリリースされています。このあたりで既に「只者ではないバンド」であることが想像されますが、それが実感に変わるのがこのアルバムです。前置きが長かったですが、彼らの情報はまだネットでも少ないので書いておきました。それではレビューです。

second narrow / half-life
01. entrance
02. orange
03. 色彩
04. アンプラグ
05. idea
06. パズルピース
07. 失くした願い
08. sigh
09. 夏の終わり
10. MY WORLD

抜群のメロディーセンスに3ピースバンドとは思えない圧倒的な厚みのサウンドが絶妙なバランスでマッチしています。まずこのアルバムのリード曲、01. entranceは、のっけからハイスピードでアグレッシブなロックサウンド。特にリズム体の2人の超絶的な演奏とパワフルでスリリングなボーカルに衝撃を受けました。息をつかせぬまま、02. orangeの重低音のイントロ。しかし、曲は軽快なリズムとキャッチーなギターリフで、心地よいサウンドです。

03. 色彩は、デビュー前にリリースした曲で、このアルバムの代表曲といえます。メロディー以上に、素晴らしいのは楽曲展開の巧みさで、今までのJ-ROCKにはなかった壮大なスケール感をたった3人で見事に表現しています。06. パズルピースも同様で、緩急を織り交ぜた変幻自在の演奏と展開には驚かされます。

ここでようやく、静かなバラード曲となります。04. アンプラグは、切ないボーカルに相応しい内容の歌詞です。スローナンバーなので、繊細な歌詞の内容もよく聴いてみて欲しいです。後半の09. 夏の終わりも同様です。一方、08. sighだけが全て英詩です。こちらもハイスピードなロックですが、英詩だとよりボーカルがシャープに聴こえて、別の魅力が垣間見えます。

このアルバムはプレイヤーに入れて何度も聴いていますが、曲を飛ばしたことはないですね。全曲が質が高いし、曲順もうまく並んでいる。これこそ隠れた名盤と呼ぶべきでしょうが、それも時間の問題かも?というのは、彼らの最新シングル「J-POPS」が、人気コミック発の深夜ドラマ「モテキ」(森山未來 主演)のエンディングソングに抜擢されています。ただ、彼らをこれで知ると地味な出会いとなるでしょう。(さらにPVがかなり残念な感じで。)名前だけでも知った人は、下記の別の曲のPVを見て、彼らの本当の凄さを体感してください。そして、このアルバムをぜひ聴いて欲しいと思います。

※Half-Life Official Eeb Site
http://half-life.jp/

※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3701469

Half-Life フルPVリンク集(必見!)
○「色彩」
http://www.youtube.com/watch?v=g-DiNVMwCb4
○「entrance」
http://www.youtube.com/watch?v=RCtNM77fDck
○「city talk」
http://www.youtube.com/watch?v=HvJ7dB46fFQ

※Half-Life のあまり知られてない話。
アルバムのエンドクレジットのSpecial Thanksには、交流のあったバンド名が記載されてありますが、チャットモンチー、四星球(チャットメンバーの先輩)、さらに徳島のライブハウスの名前があります。実は、Half-Life のドラムとベースは「徳島県」の出身だそうです。(チャットともなにか繋がりがあるのかも?)

今回の表題は、ドリフ大爆笑の「もしも〜シリーズ」風で書いてみました。昭和世代でないとわからんがな!(いかりやちょう〜さんか!q(^^))でも、最近のカバーソングブームはなかなか見逃せないものがあります。ただ質より量が先行している感じもする中で、今日は良質なカフェボッサでどこかで聴いたことのある洋楽を見事にカバーしているコンピレーションアルバムをご紹介です。一部の曲は既にCMなどでもよく使われていたので耳にした方も多いかも知れませんが、どのCDが知らない人のために記事にしてみました。

BOSSA a.m. / GREETINGS
01.バッド・デイ (Original; ダニエル・パウター)
02.サンデイ・モーニング (Original; マルーン5)
03.プット・ユア・レコーズ・オン (Original; コリーヌ・ベイリー・レイ)
04.ドント・ストップ・ミー・ナウ (Original; クイーン)
05.ハングリー・ライク・ザ・ウルフ (Original; デュラン・デュラン)
06.クローズ・マイ・アイズ (Original; ベイビーフェイス)
07.ドント・ルック・バック・イン・アンガー (Original; オアシス)
08.シリー・ラヴ・ソングス (Original; ウイングス)
09.イフ・アイ・エイント・ガット・ユー (Original; アリシア・キーズ)
10.ヴァーチャル・インサニティ (Original; ジャミロクワイ)
11.恋はあせらず (Original; ダイアナ・ロス&ザ・スプリームス)
12.愛はどこへ行ったの (Original; ダイアナ・ロス&ザ・スプリームス)
13.キープ・ミー・ハンギン・オン (Original; ダイアナ・ロス&ザ・スプリームス)
14.ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー (Original; U2)
15.ウィアー・オール・アローン (Original; ボズ・スキャッグス)

オリジナルの解説は最後に紹介するリンクに詳しくありますので、私はアレンジされた各トラックの印象などを書いてみたいと思います。やっぱり原曲との相性でバッチリはまってるのは、Maroon5の02.サンデイ・モーニング でしょうか?原曲もこっちもダブルでCMに使用されるなんて過去に例がなかったんじゃないかな?ある意味ボッサにしやすかった部分もあるでしょうね。

昔のスーパードライのCMでお馴染みだったQUEENの04.ドント・ストップ・ミー・ナウはその逆で、この曲がなんでハードロックがこんな癒し系に?って思うくらいの絶妙なアレンジ。また、これを歌うボーカルの人はかなりの手練れなんじゃないかな?少しかすれ気味の声なのにしなやかな歌い方はかなり印象に残りました。この人の名前は覚えておいた方がいいかも?

あとは、11.恋はあせらずなんですが、確かに原曲はダイアナ・ロス&ザ・スプリームスですが、むしろ80’sのフィル・コリンズのポップアレンジで大ヒットした曲です。また、08.シリー・ラヴ・ソングスも確かにクレジットではウイングスということになりますが、実質的にはポール・マッカートニーの作品で、本人名義のベスト盤にもちゃんと収録されている名曲です。(権利面では迷曲といえるのかもね・・・)

最後にこれは多くのアーティスト参加型のコンピレーションアルバムで、オムニバスとは違うということ。コンセプトも他のコンピよりハッキリしてるので、かなり丁寧に作られたCDだと思います。60年代〜昨年までのカバーというのも画期的。(アリシア、コリーヌ・ベイリーまであるし。)さっき試聴ページ見ながら思ったんだけど、これを着うたにするのはかなりオシャレかもね。(私なら、Track02.04.あたりがいいな。)

※「BOSSA a.m.」Special Page
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/bossaam/

※試聴はこちら
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&ima=0330&cd=SICP000001436

今日から盆休みスタートです。ゆっくり記事を書きたい所ですが、明日はお墓参りで遠出します。レビューは帰ってからします。それより私、ついにというかやっぱりはまってしまいました。彼女たち全員が「平成」生まれなんですって。オイオイ・・・もうそういう時代なのかぁぁ!2ndアルバム、TEMPTATION BOXが大好評の平成の新世代ガールズバンド、SCANDALです。特に「太陽と君が描くSTORY」のPVにはやられました。当初の制服系には若干の抵抗感があったのですが、こういう衣装だとアリですね。

あと、今回ツインボーカルで、ベースの子の声がなぜかアニメ風で逆にツボ。前回の「瞬間センチメンタル」ではちょっとだけでしたが、今回はかなり歌ってますね。でもちゃんとロックボーカルなのは、メインの子ですけど。

それにしても、このPVは反則(販促)だわ。昭和のオッサンを含めて、どんな男でもやられるでしょう。(メロメロメロウ~ byボア・ハンコック)youtubeで片っ端から削除されてますけど、ユーザーも工夫してあの手この手でアップしてくれていますよ。見られる内に見せてもらいましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=w87b_e3oa4c

ただ不思議なのは、2ndアルバム「TEMPTATION BOX」の初回限定盤にはDVDが付いていますが、中身には一切PVが入ってないそうで。なんで?シングルにも入ってないから、このPVは現時点では手に入りません。うーん残念。

最後にちょっとだけ音楽的なこと書いておくと、彼女たちの音楽スタイルは、90年前後のハードロック・ヘヴィメタルバンドのそれにそっくりです。曲の構成(ギターソロの入れ方)とか・・・ そこで思い出されるのが、伝説の女性メタルバンドSHOW-YAです。おもいっきり昭和のバンドです。ただ、こっちは当時の男性バンドも顔負けの超テクバンドで、ボーカルの寺田恵子は日本で唯一の本物のメタルボーカリストです。そんなお宝動画がこちら。

http://www.youtube.com/watch?v=daJEH8yzh9c

メイクも衣装も「昭和」だ。(苦笑)
でも、こんな人たちがいたんですよ。こっちもある意味スキャンダル?(爆)

お後がよろしいようで。それでは今日はこのへんで。

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