もう今日から8月ですね。8月は関西では各地で「花火大会」が開催されます。通勤途中で京都駅を経由するんですが、仕事帰りによく浴衣姿の女性を見かけます。見ているこっちは風流でありがたいんですが、着ている方は暑いのではないかと思いますね。熱中症には気をつけて、夏を楽しく過ごしましょう。

さて、今日も引き続き夏のオススメPVを紹介していきます。まずは、昨年のデビューから少しづつ話題を集めてきた、新世代レゲエの女性アーティスト、miray(ミレイ)。彼女の待望の1stアルバムが今月に発売されます。彼女の音楽は、いわゆる「ジャパレゲ」ではなく、クラブ系より。かといってホール系ほど濃くもない。もともと彼女は根っからのレゲエ歌手ではないし、最初はダンサーだったので、彼女の持つキャッチーでポップな感性を生かした新感覚なサウンドになっています。そんな彼女のデビューアルバムから、昨年の衝撃のデビュー曲Jump Pumpと表現力、歌唱力の高さがわかるProof of Loveの2曲をフルでどうぞ!
○Jump Pump / miray
http://www.youtube.com/watch?v=2fIKlBkkXnI
○Proof of Love / miray
http://www.youtube.com/watch?v=UOVaNZBAks4
※miray Official Web Site
http://miray.cc/

続いて、今度は主に東海地区のクラブシーンで活躍の実力派R&Bシンガー、山口リサの夏のアーバン系ナイトミュージックで、ENERGYです。エレガントなボーカルが魅力です。
○ENERGY / 山口リサ
http://www.youtube.com/watch?v=UplnKW_5X6E
※山口リサ Official Web Site
http://www.lisayamaguchi.com/

最後は、オーガニックな夏のサウンドと圧倒的な歌唱力で魅せるベテラン女性R&Bシンガー、bird。デビュー10年目に移籍後のシングル曲で、サマーヌードです。ラテン・ブラジリアンフレイヴァーのサウンドが似合う彼女の円熟したボーカルとの相性が完璧です。
○サマーヌード / bird
http://www.youtube.com/watch?v=OXzsxr19J6s
※bird artist page(UNIVERSAL J)
http://www.universal-music.co.jp/bird/


若手世代の台頭もめざましいですが、ベテランはやっぱり深いなぁ・・・と個人的には思ってしまいます。birdはデビュー当初から衝撃的でしたから。(宇多田さんよりも先にR&Bを広めた人ですね。)今年の夏にふさわしい曲、アーティストはありましたでしょうか?

次はCDレビューをしたいと思います。それでは今日はこのへんで。
この三連休ですっかり梅雨明けして、もう真夏の日差しです。外歩くだけで、焼けますね。また夏が来ます。っていうかもう来てます。京都では祇園祭りが終わりました。来月は花火大会が各地で開催されます。今年も半分以上過ぎてると思うと、時の経つのは早いですね。

さて、今日は夏のイメージのPVを選んでみました。まず、最初は今ブレイク真っ只中の話題の男女2人組ユニットで、moumoon(ムームーン)Sunshine Girlです。ボーカルの女の子もキュートで、ますます人気が出そうですね。アネッサの今年のCM曲です。GAOよりフルPV公開中です。

※moumoon / Sunshine Girl
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00071/v03135/v0993100000000541787/

続いては昨年のアネッサのCMで、土屋アンナBrave Vibrationです。私はロック好きなので、これはかなりお気に入りでした。フルでないのが残念ですが、こちらで雰囲気だけでもどうぞ。

※土屋アンナ / Brave Vibration
http://www.youtube.com/watch?v=a-487Zpblvc

こちらもフルでないけど、個人的にオススメ。レビューも書いています。多和田えみで、eternityです。彼女は本当に歌がうまいですよ!

※多和田えみ / eternity
http://www.youtube.com/watch?v=U6GkLDw7NvQ

最近はフルで見られるPVが少なくなってきて、新ブログの方の更新が滞っています。困ったなぁ・・・公式動画にこだわるのは無理があるかな・・・

また、なんか考えよう。それまで、ちょっと待ってくださいね。
それでは今日はこのへんで。


晴れの日と雨の日が交互にやってくる今年の梅雨です。今日は一日中雨でした。近くに買い物に行くにも車で出ることになります。いつものドライブ用ミュージックというわけにもいかず、選曲したのがこのCD。最近、男性ソロのR&Bシンガーの活躍が低迷しているように思います。そんな中で近年、実力派の新人男性アーティストとして注目されているSWEEPのデビューアルバム、I’m Readyです。アダルトで質の高いR&Bを聴かせる意欲作でオススメです。

I’m Ready / SWEEP
01. Gonna make U say
02. Sighful Snow
03. Jump around
04. Lately
05. Good music,Good vibration -feat.A Hundred Birds
06. Good day to you
07. Call my name
08. Distance
09. Walkin’ in the rain
10. Once in a life time
11. Condition of love
12. Interlude ~I’m back
13. I’m READY -feat.T.S.K
14. (エンハンスド)Jump around (special ver.PV)

新人といっても、キャリアは十分で実力を十分に蓄えてようやく発表したフルアルバムなので、デビュー作にしてベテランの歌いっぷり。平井堅ほど大人でなく、清水翔太ほど若過ぎないという感じです。流れるようなボーカルに織り交ぜるファルセットも自然で、自由自在に操る高度なボーカルが全体にスムースな作風になっていると思います。

01. Gonna make U sayは、オープニングを飾るに相応しい、ぞくぞくするようなグルーブ感のあるナンバー。人気音楽番組のタイアップとなった、03. Jump aroundは、彼のキャリアでは異色なテクノ系R&B。ほぼ全編ファルセットなのが逆にうまさが伝わらないと思います。(タイアップには相応しくなかったような気が・・・)

逆に彼の実力が十分に発揮されているのが、アッパーチューンの09. Walkin’ in the rain。この曲で雨の日でもノリノリです。続く、10. Once in a life timeは個人的にベストトラックです。甘いグルーブとスムースなボーカルのユニゾンが絶妙です。さらにミドルバラードの11. Condition of loveは、彼の歌のうまさを極上バラードで堪能できる名曲。アーバンなサウンドに丁寧なボーカルが胸に響きます。

最後にスティービー・ワンダーの名曲、04. Latelyのカバーを聴くとよくわかります。彼は抜群に歌がうまいのですが、押し付けがましい所がなく、さりげないという表現にもあたらない、抜群の存在感を持つ、数少ないR&Bシンガーだと思います。レンタルも出来ますし、ぜひ一度聴いてみてください。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3625760

※SWEEP Official Web Site
http://www.sweep-web.net/

※Sweep / Walkin’ in the rain PV
http://www.youtube.com/watch?v=I7AznpOxq2M

※こちらも参考に。
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/08/post-cfbb.html

今日は昨年に買ったCDの中で個人的にベストだったものを、最近の音楽トレンドをふまえつつ、ご紹介したいと思います。2000年から、大人のお洒落なサウンドとしてカテゴライズされたいわゆる「(テクノ)ラウンジ系」と称される音楽は、クラブを通じて、ジャズとの融合に始まりました。後にラウンジ系の最先端発信地となったイタリアでは、ボサノヴァと融合し、ラテン語による歌詞でのブラジリアンフレイバーなサウンドが流行しました。(イタリア3大レーベル、イルマ・スキマ・シナリオの時代です。)

そして、2010年となった今現在で、注目されているのが、「ヒップ・ホップ」のサウンドです。ヒップ・ホップについては、本来は最も自由度の高い音楽性(精神性)を持つジャンルですが、現実的には異なる解釈などにより抗争までおきるという、ある種の閉鎖性を兼ね添えているのが現状となっています。

そんな中で、多国籍なメンバーによる生バンドでの演奏をするヒップホップ集団が昨年に発表したアルバムは、おそらく現時点で最先端の「ラウンジ系ヒップホップ」とも呼べる作品になりました。そんな彼らのバンド名は、クラウン・シティ・ロッカーズ(CROWN CITY ROCKERS)。約5年ぶりのアルバムとなるザ・デイ・アフター・フォーエヴァー(THE DAY AFTER FOREVER)をピックアップです。

THE DAY AFTER FOREVER / CROWN CITY ROCKERS
01. Intro
02. Break
03. Soul
04. Kiss feat.SILYA
05. Go On feat.AIMA
06. Astroshocks
07. Go Away
08. Cruisin’ feat.DESTANI WOLF
09. Let’s Love
10. Clap Your Hands feat. AIMA
11. Make It Hotter
12. That’s Life Feat. JASON JASPER
13. Forever Song
14. FAIRY TALE*(日本盤のみ収録)

この手のアーバンでお洒落なヒップホップは大手のCDショップでは、ラウンジコーナーにありながらも「メロウ・ヒップホップ」と呼ばれています。彼らの新作もこうした流れを組んではいますが、「生演奏」というこだわりは、他とは違う点です。早速、中身について触れていきます。

極上のメロウ・トーンで心地のよいヒップホップを聞かせる、03. Soulは最強のトラックです。これが今の最先端といえるサウンドといっても過言ではないでしょう。アウトロの演出もヤバイくらいのかっこよさです。続く、04. Kiss feat.SILYAもスムースでキャッチーなサウンドに美しい女性ボーカルが花を添えます。かなりメロウな雰囲気になっています。さらに、05. Go On feat.AIMAもキャッチーですが、こちらはクールなラップで決めています。

後半からはヒップホップ基調のクールなサウンドが並びます。07. Go Away、同じく08.
Cruisin’ feat.DESTANI WOLF
あたりは、前半から一転してブラック色が出ています。それでも彼らのサウンドのクールさが「世界標準」なのは多国籍ユニットの成せる技かもしれません。

もう書き出すとキリがない傑作揃いの名盤なのですが、個人的なベストトラックを挙げると、先の03. Soulは別格として、12. That’s Life Feat. JASON JASPERです。生バンドの演奏にエレピをあしらい、フロウしていくメロウなラップに区切りを付けるような男性ゲストボーカルがセクシーでも力強い。それぞれの異質なものが完璧に調和しています。これはもうジャンルという概念を超えています。

去年から未だによく聴いています。メロウ・トーンのオムニバスよりは作品として完成されているので、絶対にオススメです。あと、日本盤でなくてもいいと思います。(ボーナストラックは少し音が違うところから、いつかのデモを起こしたものかも?悪くはないですが、なくても十分だと思います。

※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3608971

※これぞ次世代メロウ・ヒップホップの名曲「soul」(公式全曲フル)
http://www.youtube.com/watch?v=Vl0-Rb6IO6A

※"Break" (公式フル:こんなパフォーマンス集団です。)
http://www.youtube.com/watch?v=jxepxKh6jB4

※CROWN CITY ROCKERS MySpace
http://www.myspace.com/crowncity

※参考記事(HMV特集)
http://www.hmv.co.jp/news/article/909250119/
 

また更新が出来ないまま、今月も終わりです。いろいろとツライことがありすぎて、ダメですね。心身ともに疲労して、最悪な状況です。とりあえず、このブログやってますということで、思いつくままツラツラと書いてみます。

最近やたらによく聴いている曲なんかを、思いつくまま書いてみます。なんでベスト盤に収録されなかったのか疑問ですが、いい曲で繰り返し聴いています。絢香今夜も星に抱かれて…です。塩谷哲の美しいピアノの旋律と絢香の圧巻のボーカルはさすがに心を打ちますね。名曲だと思います。(初回限定盤のDISC2には収録されています。ファン投票という形で。)

あと、少し懐メロ気分なんですが、Do As Infinity柊(Acoustic Ver.)です。原曲も好きなんですが、NEED YOUR LOVEの初回限定盤にだけ収録のこのアコースティック.verの方にはまっています。(ちょっと時期はずれですが。)

後は映画よく見ています。新旧問わずに実話の感動もので「タイタンズを忘れない」とか、「セントアンナの奇跡」とかよかったです。

※セントアンナの奇跡(レンタルでどうぞ!)
http://www.stanna-kiseki.jp/

今日はイオンのお客様感謝デーを利用して、中井貴一主演の「RAILWAYS」を見てきました。客層の年齢は高く、それでも会場では泣く人が多かったです。なかなかの感動作でした。それぞれの「セリフ」に魅力がありますね。私自身の過去にもシンクロする所があって・・・。とにかく「いい映画」でした。話題が先行しすぎた「沈まぬ太陽」よりよかったです。若い人には退屈かも?

※RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(絶賛公開中!)
http://www.railways-movie.jp/

そんな感じの近況でした。
そういえば、私の子供の頃の「夢」ってなんだっけ・・・

クロスオーバー界の最先端を行く、ハイセンスで繊細なサウンドが魅力のDJ KAWASAKIがメジャーで2008年に発表した2ndアルバム、YOU CAN MAKE ITです。(ジャケット写真は異なります。)近年ではクラブ・ハウス界では、新鋭クリエイターの台頭が目立ちますが、この人の当時のカリスマぶりは別格で、実質的なデビューはニューヨークの名門ハウス・レーベルのKing Street Soundsから。海外のテクノシーンにおいて、一目置かれる存在で、彼の刻むアッパーでかつ変則的リズムは賞賛を込めてカワサキ・ビートと称されます。余談ですが、これまでのジャケ写に起用されていたモデルの藤井リナが作品でコラボしたというのも当時は話題となりました。

YOU CAN MAKE IT / DJ KAWASAKI
01. INTRODUCTION
02. YOU CAN MAKE IT feat.TASITAD’MOUR
03. BECAUSE OF YOU feat.HEATHERJOHNSON(albummix)
04. ELEVATE YOUR MIND feat.TASITAD’MOUR
05. PLANETALY TRACK
06. SO FAR AWAY
07. IT MAKES ME FEEL DANCIN’ feat CAROLYN HARDING
08. BELIEVE feat. GORDON CHAMBERS
09. COSIMC LULABY
10. BRIGHT LIKE LIGHT feat.LENAFUJII(album mix)
11. MELODY feat.KARIN

今作でリードトラックとなった、タイトル曲の02. YOU CAN MAKE ITは、これぞ彼の真骨頂とも言えるスタイリッシュでかつクールなアッパーチューン。これだけ変則的なリズムに余裕のボーカルで魅せるのは、UKハウス界屈指のボーカリスト、TASITA D’MOUR(タシータ・ドムール)。トラックは自らがプレイしているとのことです。

クロスオーバーの巧みさとソフィスティケイトなサウンドが味わえるのが、07. IT MAKES ME FEEL DANCIN’。ソウルフルなボーカルにエレガントな美メロが重なる名曲。08. BELIEVEはホーンセクションを取り入れた、彼らしいサウンドです。なんとこのアダルトな男性ボーカルが、大物R&Bアーティスト(アッシャー、ビヨンセ等)を手がけるサウンドプロデューサーのGORDON CHAMBERS(ゴードン・チェンバース)というのは驚きです。

最後に10. BRIGHT LIKE LIGHTは、後にアルバムも出すことになる、カリスマモデルの藤井リナとのコラボです。確か初回特典でこのPVが付いていたのですが、男性釘付けのセクシーショット満載で、いろんな意味で大変なことに・・・(苦笑)ファッションセンスと音楽センスで通じる部分があったのかもしれません。

全体的にはこれ以上ないくらいハイセンスな音楽です。ボーカルなしのトラックに違和感のある人もいるかも知れませんが、逆に調和をもたらしているように思います。(ただ少し曲が長いのが難かも?)世界標準のサウンドをぜひ体感してみてください。

※試聴はこちら(なんかメッセージが出たら「いいえ」で。)
https://listen.jp/store/musictopics_1748_1.htm

※YOU CAN MAKE IT feat.TASITAD’MOUR(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=Yo9RMKT8mr4

※BRIGHT LIKE LIGHT feat.LENA FUJII
http://www.youtube.com/watch?v=tsRL51a9dmo

約2年ぶりとなるayuse kozueの2ndアルバムです。自身の音楽をR&B(リズム&ビューティー)と称して、独特のサウンドクリエイトを展開中の彼女。特に若い世代の女性のライフスタイルに近い感性が多くの支持を集めて、もはや音楽も含めたファッション・リーダーといった存在です。今回のアルバムは前作に比べて、彼女の思い描いてきた音楽スタイルがより明確になった意欲作だと思います。また最近よく言われる「D.I.Y」(Do It Yourself:作詞、作曲、パフォーマンス、ビジュアル・ファッションなど全て自分でこなすこと)を実践する日本では数少ないマルチな才能を持つアーティストでもあります。
Simply Good / AYUSE KOZUE
01. close to you~ずっとそばで~
02. ヤミツキ
03. あのねのね
04. トオリアメ
05. バンビのしっぽ
06. Un-controllable~いつでも君だけ~
07. こよいキミに恋をして
08. KISS KISS KISS
09. LUV CRUISIN’
10. ONE
11. How Beautiful
12. Don’t let you down

先にシングル曲から見ていくと、彼女にとって初の本格バラードとなった10. ONEは、印象的なピアノの旋律に導かれてフロウするテンポが心地よいナンバー。この曲は今までの彼女のイメージを変えた1曲でした。ちなみにこのピアノはあの坂本龍一のアレンジによるものです。一転してアッパーなダンスチューンの07. こよいキミに恋をしてはAYUSEテイストのディスコナンバーに仕上がっています。途中のMCはTERIYAKI BOYZで有名となったラッパーWISEです。今回のリードシングル、12. Don’t let you downは、キャッチーでクールなナンバー。当初からのシングル曲で彼女をサポートしてきた天才クリエイター、GIORGIO 13(So Fly)のアレンジです。

アルバム曲での注目曲は、これぞAYUSEワールドという03. あのねのね。女の子らしいキュートなサウンドとボーカルが魅力的です。ミドル・スローの05. バンビのしっぽは少し大人の雰囲気のサウンドにユニークな歌詞ですが、よく聴くと切ない曲に仕上げています。

最後に私のイチオシなトラックは、08. KISS KISS KISSです。ハートウオーミングなサウンドに、ウィスパーボイスが最高にやさしく心に染み渡る心地よい1曲です。

彼女の個性を繋げる手段としての音楽という発想は、このアルバムでかなり形になっていると思います。常に表現者であり続ける彼女の今後の活躍にも注目していきたいです。

※試聴はこちら(mora win)
http://morawin.jp/package/60000013/TFCC86317/

※AYUSE KOZUE MySpace
http://www.myspace.com/ayusekozue

※こよいキミに恋をして(PVフル)
http://www.youtube.com/watch?v=zKLFm_l6fNM

※Don’t let you down(PVフル)
http://www.youtube.com/watch?v=7bQNydSyIts

久しぶりに身震いがするほどのロックバンドに出会いました。しかも3ピースバンドだから驚きです。Half-life(ハーフライフ)というバンドです。本当にキテル。3人の演奏とは思えないほどの音圧、曲のスリリングな展開、マニアック過ぎないバランス感覚といい、もう完璧はまっています。まだ詳しいことは知らないんですが、バンドの結成は海外だったそうです。

彼らは3人とも高い技術を持った技巧派で、曲の展開などは洋楽っぽい感じさえします。疾走感あふれるナンバーでも、静止と加速など変幻自在のリズム感で、聴くものを惹きつけます。

Many comes, many past / Half-life
1. city talk
2. BASEMENT
3. butterfly
4. city talk(Instrumental)
5. BASEMENT(Instrumental)
6. butterfly(Instrumental)

これはもうブレイク間違いなしでしょう。わりとハードな曲もあるけど、決してアンダーでないし、ポピュラーなサウンドの曲もあるので、タイアップがあれば一躍有名になるのではないでしょうか?演奏技術がハンパじゃない。ポルノグラフィティが出てきた時に近い(いやそれ以上?)衝撃があります。とりあえず、今いちおしということで、先取りチェックしておきましょう!

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3772953

※city talk(PVフル)
http://www.youtube.com/watch?v=HvJ7dB46fFQ

※Half-life Official Web Site
http://half-life.jp/

※Half-life MySpace
http://www.myspace.com/halflifejp
このブログではデビュー当初から取り上げて応援してきた、女性アーティスト植村花菜の最新ミニアルバムで、わたしのかけらたちです。このアルバムの最後に収録されているトイレの神様が、大変な話題となっています。この曲は1曲が約10分間という日本では異例の曲で、しかも歌詞の内容から、フルコーラスで流れないと作品としての価値がまるで伝わらない作品です。これは通常のヒット曲の原則から全く正反対の常識を覆す1曲ですが、関西最大のラジオ局がこの曲をフルコーラスで流したところ、同局のBBSには大量のコメントが寄せられ、今年最大の泣ける歌として、あっという間に全国に飛び火し、今回のヒットとなりました。
わたしのかけらたち / 植村花菜
1.猪名川
2.忘れないよ
3.わたしはじめ
4.マスカラ
5.サンシャインストーリー
6.トイレの神様

これで植村花菜という名前を初めて知る人も多いかもしれませんが、彼女は通常アルバム3枚、昨年にミニアルバムを1枚出しており、インディーズから含めると既に6年のキャリアがある実力派シンガーソングライターです。今回のトイレの神様でのヒットは喜ばしいですが、彼女のイメージがこういう形で定着してしまうことは少し残念です。

2007年以降、フルアルバムの発表がなくなり、昨年の春にようやくミニアルバムが出るも今回のような話題にはなりませんでした。ここ数年は彼女にとっては不遇な時期だったと思います。オーディション・グランプリ優勝者として、華々しくメジャーデビューし、J-POPSを支える有名なアーティストやクリエイターにもその歌声が絶賛され、1stアルバムの発表時は大型新人登場という感じでした。それだけに、なかなか成功に結びつかなかったこれまでには苦労があったように思います。

せっかく「植村花菜」というアーティストの名前を知ってもらえたわけですから、彼女の飛躍はこれからです。私のブログには、彼女のアルバムは全てレビューがありますので、リンク集にしておきます。この機会にぜひアルバムも聴いて見て欲しいと思います。

※過去記事リンク集(植村花菜)

1st「いつも笑っていられるように」(名盤!)
http://57127.diarynote.jp/?day=20060927
2nd「しあわせの箱を開くカギ」
http://57127.diarynote.jp/?day=20070501
3rd「愛と太陽」
http://57127.diarynote.jp/?day=20080211
4th mini 「春の空」
http://57127.diarynote.jp/?day=20090418

※「トイレの神様」(PVフル)
http://www.youtube.com/watch?v=Z2VoEN1iooE

※植村花菜 公式サイト
http://www.clearsky.co.jp/kana/

桜の季節に「桜ひらり」(稲垣早希ちゃん開花宣言!)
いやぁ、参りました。ほんとに。あの高野健一の移籍初となる新曲で桜ひらりです。2007年に大ヒットした「さくら」の第2章ということだそうですが・・・・

そんなことよりも今、大変な話題になっているのは、このジャケ写の女性の方。これ、なんと!あの深夜の関西ローカル人気番組ロケみつでおなじみの稲垣早希ちゃんなんです。PVも彼女のイメージビデオみたくなっています。

彼女はエヴァのアスカのコスプレでものまねをする吉本所属の芸人さん(元は桜というコンビでしたが現在はピンで活動中。)で、もはや関西圏では知らない人がいないくらいの大人気なんです。ただそのほとんどはアスカコスの彼女しか見てない。そんなわけで、このPVに出ている素顔の彼女を見るのは、関西圏のファンにはたまらんわけです。

現在は配信限定となっているのですが、これがDVD付でシングル発売されでもしたら別の意味でバカ売れ必至な状況が予想されます。つい先日もyahooトピックスで、「吉本べっぴんランキング2010」の第2位の稲垣早希ってだれ?という記事が載っていました。(1位は友近って・・・)彼女は桜と同じように、全国で開花することでしょう。

とりあえず、彼女が有名になるきっかけとなったブログ旅のブログがこちら。
http://www.mbs.jp/888/blogtabi/

このアスカコスでない素顔の稲垣早希ちゃん主演のPV「桜ひらり」がこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=dbguzSZUIYw

※高野健一 公式サイト(Victor)
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A023076.html

お昼は暖かい時もありますね?ちょっと春っぽい陽射しなんかあったりして。もう春の足音は聞こえてきています。てなわけで、今日は洋楽から、とっても爽やかでキャッチーなスウェディッシュ・ポップスを聴かせてくれる、クラウドベリー・ジャムの良盤アルバムをご紹介です。かなりオシャレ度数の高いサウンドでオススメです。 
 
 
right here right now / Cloudberry Jam
01.I take you where you wanna go
02.So happy 08 United
03.I sit a while considering
04.Signs from times of brokenhearts
05.My ever changing moods
06.Beauty of your smile
07.No one else to blame
08.United
09.Mesmerized
10.My tears
11.Coming back
12 At the arena(the end)

今回はかなりキャッチーです。それでいてやっぱり心地よさバツグンのサウンドです。爽やかでオシャレなのはスウェディシュ・ポップの特徴とも言えるでしょうね。(カーディガンズとかもそうでしたね。)実は彼ら一回解散してるんですが、今回ほぼオリジナルメンバーで再結成。特にVo.のジョニー・メディンはソロでやっていただけあって、ブランクなしのボーカルは今回も健在です。音楽的にはクロスオーバーに近いかもしれませんが、他のアーティストに比べるとすごく自由度の高いサウンドを展開しているように思います。

陽気な感じのポップスは、03.I sit a while consideringや、スタイルカウンシルのカバーの05.My ever changing moodsもアレンジで、もうまるで彼らの曲のようです。新鮮なサウンドを展開しているのは、07.No one else to blameですね。これは、イタリアのラウンジ系を彷彿させるような新しい感覚です。途中の男性ボーカルが入る所もすごくクール。この曲が私的には一番のお気に入りです。

でもやはり、ジョニー・メディンのボーカルは一度聴いてみて欲しいほしいですね。こういう歌い方できる人は少ないと思います。スムースなのに軽すぎない絶妙のバランス感覚には脱帽です。MySpaceで他の曲の試聴も含めてどうぞ。

※Cloudberry Jam MySpace
http://www.myspace.com/officialcloudberryjam

※I take you where you wanna go(PV)
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=5040156

なかなかレビューが出来ないままでした。最近のアクセス数もかなり減少してきて、だいぶ見放されつつある感じですが・・・(苦笑)それでも辞めませんよ。紹介したいCDはたくさんあります。ないのは時間だけ。厳選したCDだけをレビューしますので、これからもどうか見捨てないでください。

今日は、日本のR&Bを影で支えてきた女性シンガーソングライター、為岡そのみの自身初のデビューアルバムで、MOVIN’ONを激押しでピックアップです。彼女は、ソングライターとしてはCHEMISTRY、Soweluなど多くの有名アーティストに楽曲提供する一方で、Jazztronikのゲストボーカルに参加するなど多岐にわたって活躍しています。特に彼女のボーカリストとしての実力はかなり高く、新しいテクノサウンドを展開するJazztronikのサウンドの魅力を最大限に発揮させる洗練された歌声を披露しています。(Jazztronikのアルバム「Grand Blue」のVoyageでのボーカルは圧巻です。)

そんな彼女の自分名義でのフルアルバムがこれ。最高のR&Bを最高のボーカルで綴られた作品です。
MOVIN’ON / 為岡そのみ
01. 虹をみたいの
02. Mermaid
03. movin’ on
04. Crying for you
05. PURPLE
06. I wanna know your feelin’
07. U & Me
08. 今愛する人とここで出逢えた
09. On & On
10. 虹をみたいの REMIX feat.STY

アダルトでアーバンなR&Bサウンドになっています。01. 虹をみたいのは、アーバンビートのリズムが心地よく、洗練された大人のサウンドとボーカルで魅了されます。雨の日さえ楽しくなりそうなオープニングに相応しい1曲。一転してクールなダンスチューンの02. Mermaid。サウンドはブラック色があっても、ボーカルには透明感があるので、上品に仕上がりになっています。こうした作風は06. I wanna know your feelin’でも同じです。

やはり歌のうまさが際立つのはバラード曲です。04. Crying for youはミドルスローのテンポが心地よく、少し切ないメロディーラインが極上です。08. 今愛する人とここで出逢えたは、JーPOPSに近い作風で飾りを押さえたストレートなボーカルが心を打つ美しいバラードソング。こちらも少し切ない系なのは大人だから?

最後に私のベストトラックが、07. U & Meです。ミドルスローのリズムに変則的なメロディーラインを余裕のボーカルで歌う彼女の実力にはもはや絶句するほど。単独で伸びる声、コーラスワークの重ね方、曲も歌もどちらをとっても超一流の楽曲です。

総じて、彼女はベテランというだけでなく、やはり天才だと思います。これからも彼女の歌をアルバムという形で聴きたいと思います。とにかく、この作品は絶対オススメです。上品で心地よいR&Bが好きな方、アダルトでアーバンなサウンドが好きな方はぜひ!(レンタルも可です。)

※試聴はこちらで(為岡そのみ Official Myspace)
http://www.myspace.com/sonomitameoka

※Jazztronik - Voyage feat. Sonomi Tameoka(圧巻の歌唱力!)
http://www.youtube.com/watch?v=mY4pKpipYFY

最近いろいろありますが、どんなにツライ時も悲しい時も「音楽」だけが私を支えてくれます。No Music No Lifeの「Life」という単語はいろんな意味がありますが、ここではやはり「生活」あるいは「人生」程度の意味となるのでしょうが、私の場合は「命」といってもいいのかもしれませんね。そして、個人にどんなことがあっても時間(とき)はいつも淡々と流れていくんですね。冬を終わると、また春が来て、夏になり・・・ そんなことを考えている時にふと聴きたくなったのがこのダリル・ホール&ジョン・オーツの90年発表のアルバム「Change of Season」です。

Change of Season / Hall & Oates
01.So Close
02.Starting All Over Again
03.Sometimes a Mind Changes
04.Change of Season
05.I Ain’t Gonna Take It This Time
06.Everywhere I Look
07.Rip It Up [*]
08.Give It Up (Old Habits)
09.Don’t Hold Back Your Love
10.Halfway There
11.Only Love
12.Heavy Rain
13.So Close [Unplugged][*]

これちゃんと90年に買ってるんですけど、今聴いてもいいですね。80年代を「ブルー・アイド・ソウル」という皮肉を込めたジャンル名の中、アメリカで大成功をした彼らの音楽性はそんなくだらないことを寄せ付けない普遍的な音楽性を証明し、さらに原点回帰と新しい試みで、90年の幕開けをこのアルバムで果たした訳です。

原点回帰としては、02.Starting All Over Again。これは、70年代初期の黒人デュオ「メル&ティム」の大ヒットソングのカバー。本物のソウルを白人の彼らが、忠実に再現して見せたことは、彼らからの一つの答であるようにも思えます。

新しい試みには、同じく80年代をハードロックで大成功を収めたジョン・ボン・ジョヴィをサウンドプロデューサーに迎えての01.So Close。これがアルバムの幕開けだったので、当時は少々面食らったのですが、これがイイ!もっというと最後のアンプラグドヴァージョンの方はちょっと鳥肌ものです。

さて、他に私のお気に入りは、03.Sometimes a Mind Changes10.Halfway Thereのミドルスローナンバー。こういう暖かい気持ちになれるミドルは彼らならではの魅力で、さりげなくお洒落なナンバー。また、05.I Ain’t Gonna Take It This Timeはメロディアスなのにどこか切なくて、でも終盤の転調と突き抜けるボーカルにコ−ラスを合わせるという隠れた名曲と言えるでしょう。

ここからヒットしたのは、ボン・ジョヴィ参加で話題になった01.So Close、とか、当たり障りのない06.Everywhere I Look、それでも09.Don’t Hold Back Your Loveは少しだけ1位になったよーな?ハッキリ言えるのは、80年代ほどのヒット曲はありませんでした。このアルバムは「ヒット曲=いい曲」とは限らないことが良くわかる隠れた名盤と言えるかもしれませんね。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/320639

※追記:07.Rip It Up [*]は日本盤のみのボーナストラックで、ジャケ写で使ったUS盤には収録されていませんが、ここでは記載しておきました。
以前からこのブログでカミングアウトしていることなんですけど、GIZAの女の子が好みなんですね。そんな中でもかなり好きだった三枝夕夏が、バンドを解散しただけでなく業界からも身を引いたそうです。(悲)実際のところ理由がイマイチよくわからないのです。「プライベート」を大切にしたいというコメントだけを残して、彼女は去ってしまいました。たぶん、今頃は普通の女の子として過ごしているのでしょう。

ただ、気になるのは最近のGIZA studioの動向です。上木彩矢のAVEX移籍、若手で期待されていた、宇浦冴香の契約終了(東京での活動のため)。音楽的にも高い才能を持っていた竹井詩織里に至っては、ベスト盤の発表後、活動しているのかどうかさえわからない状況。そして看板アーティストでもあった三枝夕夏の今回の件。

この状況はあきらかに異常です。あと、ベスト盤が出るとヤバイ(契約解消or移籍予定)というのは音楽業界では常識です。愛内里菜はいいとして、北原愛子の場合はやや心配。

倉木麻衣が移籍してから、どうも会社としておかしくなってきてるのでは?麻衣ちゃんの場合は、活動拠点を東京に移しただけのような感じですが、プロモーションの手法など、明らかにGIZA時代とは異なっています。

そんなわけで、結局何が言いたいのかというと、「GIZAな感じの女の子」というのが滅びつつあるように思うんです。悲しい限りです。(そ、そんなこと?)

それでは、好きだった三枝夕夏のPVをどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=WdGuqoHN8L0

今のハガレンのエンディングテーマになっている、この曲。いつもは録画して見てるのでCMを飛ばすせいで、SCANDALというバンドが歌っているというのを最近知りました。彼女たちはなにやら、ガーリー・ガレージ・バンドとかいわれているそうで。PV見ましたけど、メンバー全員「かわいい」というより「美形」ですね。服装(衣装)が微妙に制服のようなイメージにしてある所が、ややアイドル気味に見えてしまうように思います。

ただ、今までにない感じのガールズ・バンドですね。サウンドもなかなかヘビーでかっこいいです。楽曲面では、女性ハードロックバンドのパイオニア、SHOW-YAのメンバーがサポートしているそうです。正統派のロックサウンドになっているのも、これでうなづけます。(イントロとかSHOW-YAの面影が・・・)

今後、どんな風になっていくのか、ちょっと気になりますね。今、ガールズバンドが不毛な状況なので、がんばって欲しいです。

※SCANDAL 「瞬間センチメンタル」(PV)
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00100/v08107/v0810700000000536851/

今日はちょっと相談もかねて聞いてください。実は昨年に補助金に合わせて新車を購入したんです。で、HDDナビにコツコツと自分の好きな音楽を入れていって、今では結構な枚数のCDが録音されているわけです。ところが、先日友人を乗せた時に指摘されたのは、「おまえの車には絶対に入れておかないといけないCDがぜんぜん入ってない!」とダメ出しされました。

そこで、みなさんの「車に絶対入れておかないといけないCD」ってなんですか?これって、自分が大好きなCDってことでなく、乗せる様々な人のことも考えてのCDってことになると思うんですが。

実は、今までこんなことあまり考えたことなくて・・・。ただそういわれてみると、そういうCDも入れておいた方がいいと思うようになりました。で、とりあえず、その友人の言ったヤツの1枚を借りたのがこれ。中島美嘉のベスト盤。ちょっち古い気がするんですけど、マストなCDだそうで。(やや懐かしいけどね。)

最近のそういうCDってどんなのかな?絢香のベストとか?うーん、またレンタルにいかねば。
今回の年末年始はこのCDを聴きまくりました。本当に素晴らしいアルバムです。もうここに活字でどんなことを書いても届かないくらい。それでもやはり今年最初のレビューにしたいと思い、感じたことをがんばって文章にしたいと思います。沖縄が生んだ天才女性ソウルシンガー、多和田えみの待望の1stフルアルバムで、SINGSです。タイトルに込められた彼女の「歌」に対する強い想いが詰まった作品になっています。

SINGS / 多和田えみ
01. Overture -theme of SINGS-
02. Baby Come Close To Me
03. Naturally (The Soul Infinity Album Version)
04. MUSING
05. Only Need A Little Light
06. 愛音色
07. eternity
08. 時の空 (Album Version)
09. 月のうた
10. 涙ノ音
11. ネガイノソラ
12. FLOWERS
13. Dance To The Music|Joy To The World
14. INTO YOU (The Soul Infinity Album Version)
15. CAN’T REACH (Album Version)
16. ONE LOVE

2008年にメジャーデビュー。3枚のミニアルバムとシングルを発表するもフルアルバムがなかなか出ないという状況を経て、リリースされた1stアルバムは、彼女のこれまでの軌跡をたどるベスト盤的な内容も含んでいます。

全体的な印象としては、多和田えみのボーカルを前面に押し出しています。必要に応じて生バンド演奏に再アレンジして収録している曲もあるほどです。(DJ KAWASAKIとのコラボ曲だった、14. INTO YOUなど。)こうした工夫は、アルバム全体の雰囲気にまとまりが出来てよかったと思います。

それでは、彼女の代表曲を時系列で書いていきます。デビュー曲の03. Naturallyですが、先にも書いたようにバンド演奏でのリテイクとなっています。好みの問題ですが、シングルverの方が都会的でオシャレ度は高いと思います。続いて、12. FLOWERSは地球規模の「Love&Peace」を高らかに歌った名曲。楽曲はMONDO GROSSOの大沢伸一が提供。コーラスにはmondy満ちるが参加。

当時は大胆な路線変更かと思われた、02. Baby Come Close To Meは、アダルトで甘くメロウなミドルナンバーのR&B。ローズ・ピアノに合わせて歌う彼女のボーカルに別の姿を見たような1曲でした。08. 時の空は、多彩な音楽センスを持つsaigenjiによる曲。良質なJ-POPSという感じでも、空のように広がる音楽はジャンルさえも超えているように思います。

長くなりますが、注目のトラックを数曲取り上げます。私の好みでいうと、05. Only Need A Little Lightは、スィートソウルにほのかにAORの香りがする心地のよいサウンドが絶品です。やさしくて切ないバラードの09. 月のうたも名曲で、ストリングスと彼女の声の相性も良いことがわかります。

最後にやはり、多和田えみのボーカルに尽きます。彼女はソウルディーバと呼ばれますが、ソウルだけでなく、どんなジャンルでも歌いこなす天性のボーカリストだと思います。少しハスキーにかかる声は、ソウルとの相性が抜群だとは思いますが、ジャンルなどを超えた所で歌を歌える人だと思います。今回のアルバムのタイトル「SINGS」は、計らずともそんな意味に思えてなりません。

ぜひ一度、彼女の歌声に触れてみて欲しいと思います。

※多和田えみ MySpace(アルバムの試聴はこちらで)
http://www.myspace.com/emitawata

※多和田えみ Youtubeチャンネル(30秒SPOTでPVが見れます。)
http://www.youtube.com/emitawata

※多和田えみ Official Web Site
http://www.tawataemi.com/

※関連過去記事
http://57127.diarynote.jp/200907291856537721/
お久しぶりです。一応生きています。(苦笑)ちょっちワケありで、年末から全く更新できませんでした。もう今頃新年のご挨拶をするのもなんなので、エグザイルの代表曲になぞらえてみました。(てか、「あ」と「て」しか合ってないし。>柳原可奈子風で。)

今日は、とりあえず何か書こうとしか考えれなくて、ツラツラと書いていきます。やっぱり音楽の話をしておかないとね。昨年末に出た多和田えみの待望のフルアルバムを初回限定で買いました。年末から今も続く苦難の日々を支えてくれましたね。正直、ミニアルバムを小出しにして4年?近くなってたので、フルアルバムが出たとしても、数々の名曲は収録されないのかと思ってましたが、全部入ってた!これはキテますよ。いつか絶対にレビューします。

多和田えみ 1stフルアルバム『SINGS』30秒CM
http://www.youtube.com/watch?v=vISnVO-jYjs

毎年、ブレイク予想というのをしてましたが、今年はこの3ピースロックバンドを挙げておきましょう。(既に去年にTSUTAYAが押してたけどね。)

Half-Life / entrance (公式PVフル)
http://www.youtube.com/watch?v=RCtNM77fDck

これはビンビンきてますね。演奏もうまいし、特にこの曲でのリズム体の変幻自在さはちょっと類例がないですよ。プログレ級です。昨年末にひっそりとデビューアルバム出してます。要チェックです。

レビューしたいと思ってるCDはたくさんあるんですけど、出来ないままでした。大手CDショップでかかりまくってた、ザ・ティン・ティンズ とか。これTSUTAYAにもレンタル解禁とか言って置いてあったな。シャラップ!レッミゴー!

The Ting Tings - We Started Nothing 30秒CM
http://www.youtube.com/watch?v=g5EJoIF3T4M

新ブログの方にも記事あります。
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/08/post-81a9.html

結局、音楽のことばかりでした。今年も少なくてもあきらめずに更新していきますので、みなさんよろしくお願い致します。

デビュー当時から好きだった、UVERworldのベスト盤が出ています。ただ、私はあんまりベスト盤というのがあまり好きじゃないんです。アルバムにしか収録されていない名曲が多いアーティストの場合は特にそうです。今回はどうしても、彼らの2ndアルバム、BUGRIGHTだけはここで紹介したいと思い、取り上げました。なぜなら、これはかなりの傑作で名盤だからです。名曲揃いのベストな内容のアルバムだと思います。

BUGRIGHT / UVERworld
01.ゼロの答
02. SHAMROCK
03. Home 微熱39℃
04. ~流れ・空虚・THIS WORD~
05. Colors of the Heart
06. Live everyday as if it were the last day
07. シャルマンノウラ
08. 一人じゃないから
09. 君の好きなうた
10. 51%
11. LIFEsize
12. EMPTY96
13. DISCORD
14. 君の好きなうた (Acoustic Version)

デビューアルバムが若さを武器にしたスピードとパワーの直線的な作品だったのに対して、このアルバムは、シャープでソリッド、曲線的な楽曲が含まれています。サウンド面でも、ロック以外のジャンルをうまく消化して、彼らにしかできないサウンドに仕上げています。それでは、ベスト盤に収録されていない名曲を取り上げてみたいと思います。

まずはシングル曲なのにベスト盤にもれた、05. Colors of the Heart。某人気アニメの主題歌でしたが、鋭いナイフのようなシャープさと少しダークな雰囲気さえ切り裂くほどのスピード感が魅力です。同じく、エモーショナルなメロディーにスマートなラップを絡めて駆け抜ける、12. EMPTY96は、全く新しい発想のロックサウンドだと思います。

一方で必聴なのが、中盤に収録のミドルテンポな2曲。07. シャルマンノウラは、ファンク風のアレンジで軽快なリズムに乗せるボーカルには、ラップとの境界線を感じません。それでも、なぜか聴くものにフックする見事な名曲です。続く、08. 一人じゃないからも、アレンジの手法は似ていますが、生ピアノのアナログ音とデジタル処理のラップ・コーラス(同一人物による声のコラージュみたいなもの。)の絶妙なハーモニーは必聴です。

書き出すとキリがないですが、キャッチーな10. 51%、当時の初バラードで、ストリングスを用いた14. 君の好きなうた (Acoustic Version)あたりも、このアルバムでないと聴けません。

全体的なテーマとして、「大人になりきれない若者」という感じの歌詞とそうしたイメージの曲が多いように思います。音楽的には名盤だと自信を持って言えますが、共感できる人が多いかどうかは別かも?明るく元気な方がいい人は1stを聴きましょう。

※試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312130/SRCL06464/
さ、さむい・・・。ほんと骨までしみる寒さですね。これがいわゆる京都の底冷えってヤツですかね。なんか詳しい仕組みはわかりませんが、盆地になってるのでよそとは違った寒さなんだそうです。別に風が吹いたりしてるわけでなく、また日が照っていても、外に立ってるだけで左のジャケ写のような格好になってしまうわけです。そんなわけで、(どんなわけ?)今日は、ボズ・スキャッグスのアンプラグド仕様なバラード集、Fade Into Lightです。心の温まる音楽の詰まったちょっと大人のCDです。

Fade Into Light / Boz Scaggs
01. Lowdown
02. Some Things Happen
03. Just Go
04. Love T.K.O.
05. Fade Into Light
06. Harbor Lights
07. Lost It
08. Time
09. Sierra
10. We’re All Alone
11. Simone
12. I’ll Be The One

AORとしてだけでなく、全ての洋楽を代表する名バラードの10. We’re All Aloneは、このアルバムに収録されているバージョンで、日本でもビッグヒットとなりました。同様に01. Lowdownや、06. Harbor Lightsなどの昔の代表曲もアンプラグドなアレンジになっているので、全体を通して温もりのある音楽になっています。

このアルバムには新曲は3曲だけなのですが、ベスト盤によくありがちな過去作品の寄せ集め的な物でなく、むしろ初めての方にとっては全てが新曲のように感じると思いますので入門盤としても最適だと思います。彼のハートの温まるボーカルとアンプラグドなサウンドは真冬に聴きたいCDとしてオススメ。彼の他のアルバムはクリスマスにも使えますね。公式サイトで、そのクラシカルな温かさを味わってみてください。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/113998

※Boz Scaggs Official Web Site
http://www.bozscaggs.com/

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