さ、さむい・・・。ほんと骨までしみる寒さですね。これがいわゆる京都の底冷えってヤツですかね。なんか詳しい仕組みはわかりませんが、盆地になってるのでよそとは違った寒さなんだそうです。別に風が吹いたりしてるわけでなく、また日が照っていても、外に立ってるだけで左のジャケ写のような格好になってしまうわけです。そんなわけで、(どんなわけ?)今日は、ボズ・スキャッグスのアンプラグド仕様なバラード集、Fade Into Lightです。心の温まる音楽の詰まったちょっと大人のCDです。

Fade Into Light / Boz Scaggs
01. Lowdown
02. Some Things Happen
03. Just Go
04. Love T.K.O.
05. Fade Into Light
06. Harbor Lights
07. Lost It
08. Time
09. Sierra
10. We’re All Alone
11. Simone
12. I’ll Be The One

AORとしてだけでなく、全ての洋楽を代表する名バラードの10. We’re All Aloneは、このアルバムに収録されているバージョンで、日本でもビッグヒットとなりました。同様に01. Lowdownや、06. Harbor Lightsなどの昔の代表曲もアンプラグドなアレンジになっているので、全体を通して温もりのある音楽になっています。

このアルバムには新曲は3曲だけなのですが、ベスト盤によくありがちな過去作品の寄せ集め的な物でなく、むしろ初めての方にとっては全てが新曲のように感じると思いますので入門盤としても最適だと思います。彼のハートの温まるボーカルとアンプラグドなサウンドは真冬に聴きたいCDとしてオススメ。彼の他のアルバムはクリスマスにも使えますね。公式サイトで、そのクラシカルな温かさを味わってみてください。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/113998

※Boz Scaggs Official Web Site
http://www.bozscaggs.com/

最近は寒い日が続いています。あと10日も経てば12月です。それとこういう時期って、懐かしいものに触れてみたくなるなど、感傷的な気持ちになったりしませんか?「ああ、あの時はこうだったな~。」とか「○年前の今頃はこうだったなぁ~。」とか。そんな気持ちにシンクロするCDを取り上げたいと思います。

数々の名曲を独自の温かいアコースティックにカバーし、動画サイトにて公開したことで、一躍有名になった女性アーティスト、マリエ・ディグビー(Marié Digby)。彼女の第二の故郷でもある日本のみの限定リリースとなった、カバーアルバム「Second Home」です。このアルバムは、ORANGE RANGEの成功から、多くの旬なアーティストをサポートしているシライシ紗トリ(ちなみに男性です。)が全面プロデュースしているので、質の高いカバーアルバムになっています。

Second Home / マリエ・ディグビー
01. gravity(LUNA SEA)
02. チェリー(スピッツ)
03. 君という花(ASIAN KUNG-FU GENERATION)
04. ギブス(椎名林檎)
05. やさしい気持ち(Chara)
06. バンザイ ~好きでよかった~(ウルフルズ)
07. PIECE OF MY WISH(今井美樹)
08. 涙そうそう(夏川りみ)
09. Gentle Smile(シライシ紗トリ)
10. 今宵の月のように(エレファントカシマシ)
11. es ~Theme of es~(Mr. Children)
12. LOVE LOVE LOVE(DREAMS COME TRUE)

この選曲を見て、ウケ狙いのカバーアルバムでないことがすぐにわかります。(かなり渋い選曲。)少し古い曲が多いですが、聴いてみると原曲の良さを失わないまま、全曲、やさしくて温もりのあるアコースティックなサウンドになっています。また彼女の声は透き通る水のような声なので、原曲が男性ボーカルのものは、より新しい感覚で楽しめます。

というわけで、男性ボーカルのカバーから。01. gravityは、原曲で河村隆一が表現したダークで虚無的な面を引き継ぎながらも、彼女の優しさが感じられる曲になっています。同じく、03. 君という花は、アジカンが有名になる前の2ndシングル曲。2004年に奥田民生が広島球場でギター1本で突然歌いだし、静まり返ったという話は有名ですが、彼女のアレンジも民生バージョンと同様の、フォークアレンジです。少しオシャレにも聴こえてしまうくらい心地よい感じになっています。世代的に私がハマったのが、10. 今宵の月のようにです。エレカシがちょっとかわいい感じになってますが、素直で伸びやかなボーカルで、原曲とは違った月に見えると思います。

女性ボーカルのカバーでは、個性の強い原曲者に挑戦しています。04.ギブスと、05. やさしい気持ちです。椎名林檎Charaも個性派でカバーは難しいと思いますが、そこは100曲以上のカバーをしてきた彼女だけあって、別のアプローチで再アレンジ。原曲の雰囲気は残しておくという絶妙なカバーを実現しています。

長くなりましたが、最後に1曲だけ。これも世代的にドンピシャな、今井美樹07. PIECE OF MY WISHです。これは原曲が大好きで、個人的にも想い出のある曲です。今作では最も優しさに満ちた曲になっています。

このCDは、それぞれに想い出のある原曲に触れた時、ちょうど故郷に帰ってきたときのような懐かしい気持ちになれると思います。アルバムのタイトル名にはそんな意味も込められているのかもしれません。これは日本盤のみなので、レンタル可かもしれません。見つけたらぜひ聴いてみてください。

※試聴はこちら
http://music.mu-mo.net/DispDetail.php?pid=AVCW-13108&subgenre=0&filetype=0

※Marié Digby Official Website
http://www.avexnet.or.jp/marie/index.html

※新ブログにも記事あります。
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/10/post-d384.html

私の最も好きなアーティストの1人、古内東子の3年ぶりの最新アルバムで、IN LOVE AGAINです。93年のデビューから、90年代後半の大ブレイクを経て、今日に至るまで、全て常に質の高い作品を残しています。通算13枚目となる今回のアルバムは、エイベックス移籍後初のアルバムとなりますが、古内東子の魅力はそのままで、大人のアーバンでメロウなサウンドが展開されています。今作は特にメロディーラインの美しさが際立っていて、かなりオススメです。

IN LOVE AGAIN / 古内東子
01. 歩幅
02. 恋の不思議
03. あなたのトモダチ
04. IN LOVE AGAIN
05. MYSTICAL
06. カサノバ
07. 今夜ベッドで
08. 帰る場所はあなた
09. よくある物語
10. Confusion
11. game
12. 半分だけ
13. Beautiful Days New Ver.(ボーナストラック)

彼女のアルバムには捨て曲がありません。特に今作は製作期間が長かったこともあって、お得意の極上ミドルソングを中心にバラエティーに富んだ贅沢な内容です。

幕開けを飾る、01. 歩幅は90年代当時のJ-POPSを思い出させるようなメロディーの美しいスローバラード。キャッチーなミドルポップの02. 恋の不思議と、07. 今夜ベッドでは、歌詞もサウンドも古内ワールド全開です。

それでも、やはり彼女の最大の魅力はAOR風味でオリジナリティーの高いミドルスローです。夜のアーバンな雰囲気に危険な香りのする歌詞を絡ませた、05. MYSTICAL。優しいサウンドが静かに心に浸透していくような感覚を覚える11. gameあたりの心地よさは言葉では表現できないレベルです。

私の注目する1曲は、最もテンポの早い06. カサノバです。これはラウンジ系ボッサのリズムにJ-POPSのエッセンスを加えた曲。彼女のキャリアの中では新しい試みですが、ラウンジ系との相性はかなりいいと思います。AORの次の展開となり得るのはテクノ系よりも、ラウンジ系の方がお似合いだと感じました。

パンテーンのCMでお馴染みの13. Beautiful Daysは新録で収録。今年のCMでもこちらの方で再度オンエアされていたので、耳にした方も多いと思います。(レコード会社をまたいでの収録は珍しいです。)

すべての曲の完成度は高く、彼女の集大成がここに結集した名盤だと思います。寒い季節を迎える前の、この時期にオススメしたいCDです。

※試聴はこちら
http://music.mu-mo.net/DispDetail.php?pid=NFCD-27123&subgenre=0&filetype=0

※パンテーンCM(2009年.ver)<綾瀬はるか、新垣結衣>
http://pantene.jp/tvcm/index.html

※古内東子 過去記事リンク集(どんだけ好きなんだ>自分)
http://57127.diarynote.jp/200410162112530000/
http://57127.diarynote.jp/200511092334390000/
http://57127.diarynote.jp/200612031015570000/
http://57127.diarynote.jp/200801070004480000/
http://57127.diarynote.jp/200811022343541185/

今日は久しぶりに男性アーティストを取り上げます。昨年に来日した、UKの男性トップR&Bシンガーで、「2ステップの貴公子」クレイグ・デイビッドの最強のベスト盤です。過去の4枚のアルバムからのヒット曲に加え、新曲2曲も収録。日本盤ではさらにボーナストラックとして、BONNIE PINKをフューチャーした新バージョンを含む2曲が追加されて、これ以上ないくらい贅沢な内容の1枚になっています。

Greatest Hits Of Craig David
01. Fill Me In
02. 7 Days
03. Rise & Fall (featuring Sting)
04. Insomnia
05. What’s Your Flava?
06. Walking Away
07. Where’s Your Love (feat Tinchy Stryder)
08. You Don’t Miss Your Water (Til The Well Runs Dry)
09. All The Way
10. Just My Imagination
11. Don’t Love You No More (I’m Sorry)
12. 6 of 1 Thing
13. Hidden Agenda
14. Rewind
15. Hot Stuff (Let’s Dance)
16. All The Way(Feat. BONNIE PINK)(*)
17. Are You Up For This(*)

彼の事について少し書いておきます。2000年頃に盛んだった「UKガラージ」の中で、多用された変則的なリズムの「2ステップ」(ズンチャ、ズ・ズンズン、チャみたいな感じね。)をR&Bに取り込み、USにはないクールでスタイリッシュなサウンドを確立した人物です。彼のサウンドは全世界で衝撃と賞賛を持って、多くの人に支持されました。当初から日本でも彼の大ファンという有名人は多く、宇多田ヒカル中田英寿あたりは、自身のHPで絶賛のコメントを掲載するほどでした。

そのデビューアルバム以降に発売の4枚のアルバムから、厳選に選曲されたベスト盤です。実質上のデビューシングルで、01. Fill Me Inは、シャープでスリリングなキラーチューン。03. Rise & Fall (featuring Sting)は、スティングの名曲「Shape of My Heart」をサンプリングカバーした曲。(原曲はリュック・ベッソン監督の名作映画「レオン」の主題歌。)2ndアルバムのUS進出の布石となった1曲です。09. All The Wayは、3rdアルバムからのヒット曲。前2作に比べて、大人の円熟したサウンドで、R&Bだけにとらわれない幅の広い音楽性をアピールしました。(ややおとなしいアルバムでした。)

その反動か4thアルバムではアッパーなダンスチューンを先行シングルにしました。15. Hot Stuff (Let’s Dance)、は80年代に大ヒットしたデヴィッド・ボウイの「Let’s Dance」のサンプリングカバー曲で、話題になった1曲。ユーロ系のディスコテイストなアレンジは最近のトレンドで、今回の新曲の04.Insomniaも、エレクトロ系の実験的なサウンドになっています。もう1つの新曲、07. Where’s Your Love (feat Tinchy Stryder)は、UKガラージ界で今注目のティンチー・ストライダーを起用。トランスばりのハイパートラックにアーシーなラップを乗せる彼らとのコラボは、これまでのキャリアには無かった革新的なトラックです。

それぞれに毛色の違うアルバムをうまく選曲して、コンパイルしているマストバイな1枚だと思います。i-podに車に入れておきたい1枚。ソングライティングとカバーのセンスも含めて、レベルの高い楽曲ばかりです。彼を知らない人も、洋楽初心者の人にもオススメです。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2781654

※Craig David - MySpace
http://www.myspace.com/craigdavid

※Fill Me In(PV)<全ての始まりはこの曲から>
http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2008/12/post-7b65.html

※関連過去記事(3rdアルバムのレビュー)
http://57127.diarynote.jp/200510072027210000/
さて、ようやく私も3連休となりました。やっぱり休みは大切です。ブログが更新できない間にすっかり秋も深まって、朝夕は肌寒いくらいになってきました。今日はそんな季節に少し暖かい気持ちになれるCDを選びました。昨年のドラマ『恋空』の主題歌「アイのうた」のヒットで話題となった、福井舞のデビューアルバムで、MY SONG FOR YOUです。私は昨年に彼女にブレイク予想していたんですが、そこまでいきませんでしたね。(苦笑)でも、2ndでブレイクする人も多くいるし、ブレイクせずとも素晴らしい才能のあるアーティストなので、今後もこのブログでは追いかけたいと思います。(それに同じ京都出身ですし。)

MY SONG FOR YOU / 福井舞
01. Can Can
02. Peace Friend
03. アイのうた
04. Lucky
05. Plastic Girls
06. 恋のゆくえ
07. 青い絵
08. I wanna be a Rock★Roll Star
09. Hate Myself
10. Promise You
11. The Sound
12. My Song For You

全曲において、アルバムタイトルどおりメッセージ性の強い歌詞が多く、あまり楽しい感じの曲はありません。たぶん、楽しい時ではなく、落ち込んだ時とかに聴くと元気になれるCDなんじゃないかと思います。彼女のボーカルは力強くて、やさしく、存在感があります。少しブルージーな感性を持つ、最近では珍しい魅力のある声です。だから彼女の伝えたいメッセージは多くの人の心に響くのだと思います。

キャッチーで元気の出る応援歌のような01. Can Canはこのアルバムの先行シングル。彼女の力強いメッセージが込められた、1曲目に相応しい曲です。デビュー曲で大ヒットとなった03. アイのうたは、切ない系のバラードソングですが、強さも感じられる名曲。秋冬に似合う1曲なのではないでしょうか?04. Luckyもミドルバラードですが、ブルージな仕上がりが彼女の声にピッタリで、かなりお気に入りです。こっちの方が秋冬ものかな?

ここまでは、既にシングルカットされた曲でしたが、他のアルバム曲もいい曲が揃っています。05. Plastic Girlsは、彼女のファンキーでソウルフルなボーカルが聴けます。こういう曲も歌いこなせる「幅の広さ」を感じます。私の選んだベストトラックは、09. Hate Myselfで、こちらもソウルフルなナンバー。ミドルテンポでかつメロディーの高低差が大きい曲で、かなり高度なボーカルテクニックが必要ですが、余裕で歌い上げているのには驚きです。

最後の感想ですが、中身の濃い作品だと思いますが、この若さでのメッセージソングとしては、歌詞がやや重い感じがします。もう少し自然に伝わる感じの歌詞の方が心地よいのかもしれないですね。(絢香はこのあたりの加減が絶妙だった。)サウンド面も、もう少し楽しい曲があってもいいと思います。ボーカルはかなりの才能と感性の持ち主ですので、次のアルバムに期待したいと思います。

※試聴はこちら
http://morawin.jp/package/80312131/YICD-70058/

※福井舞 Official Web Site
http://fukuimai.syncl.jp/

※Lucky(「アイのうた」よりも歌のうまさがよくわかります。)
http://www.youtube.com/watch?v=V4Y5q7tvcVg
最近のハウス界はなかなか熱いです。特に、新鋭クリエイターの活躍は目覚しく、テクノやハウスはクロスオーバーとしての発展系に進化しています。今日は、そうした分野で最も注目されているDJ、MAKAIのアルバムで、STARSをセレクトしました。J-POPSとのクロスオーバーの先駆者であるJAZZTRONIK(野崎良太)と似ていますが、彼の場合は自身のサウンドにゲストボーカルを迎える形を採っています。これから注目される実力派アーティストを先駆けて起用するのも特徴です。そういう意味では1曲1曲がコラボ作品であるといえるかも知れません。

STARS / MAKAI
01. INTRO
02. TOKYO LOVELIGHT feat.YUCHUN(from 東方神起)
03. MY ONE STAR feat.LISA
04. STAR IN MY SKY feat.BENI
05. SHINE YOUR LIGHT ON ME feat.KCO
06. STARLIGHT feat.Ryohei
07. SUPER STAR feat.yolis
08. INTERLUDE
09. EVERLASTING STAR feat.Stephanie(from 天上智喜)
10. I ☆YOU(STARS Edit)/青山テルマ
11. TWINKLE STAR feat.日之内エミ
12. BABY STAR feat.AZU&L-VOKAL
13. OUTRO

まずは、豪華すぎるゲストボーカルをチェックしてみましょう。ベテラン勢では、東方神起のYUCHUN、元mfloのLISA、 元globeのKCO(KEIKO)、BENI(安良城紅)、 Ryohei(山本領平)、日之内エミなどの顔ぶれです。しかし、最も要注意なのはyolis(ヨリス)。ネオソウルのアーティストで、渡米時にその実力が高く評価された隠れた大物です。(アポロ・シアターのオーディションでホイットニーヒューストンの曲を歌い2位という経歴。)

楽曲の方は全てMAKAIワールド全開のテクノサウンドで、エレポップとハウスの絶妙なブレンドが結果として聴きやすく、馴染みやすいサウンドになっています。疾走感とワクサクさせるような展開が魅力の02. TOKYO LOVELIGHTは、YUCHUNの甘いボーカルにピッタリです。04. STAR IN MY SKYは、初期の作品にもあった彼らしい感性の開放感溢れるサウンドです。

今作で注目のおすすめトラックは、05. SHINE YOUR LIGHT ON ME。Perfumeばりのボイスエフェクトを採用したエレクトロチューンの実験的なサウンドです。12. BABY STARは、アーバンハウスにエレクトロのエッセンスを加え、ヒップホップ風味にアレンジするという、かなり斬新なクロスオーバーを実現しています。

1曲1曲が眩いほど輝くタイトルどおりのコンセプトアルバム。昼夜を問わずに楽しめる1枚だと思います。

※試聴はこちら(mora-win)
http://morawin.jp/package/80312140/4988017666654/

※TOKYO LOVELIGHT feat. YUCHUN (東方神起)
http://www.youtube.com/watch?v=_zmgq90RwTE

※関連過去記事
http://57127.diarynote.jp/200803302144050000/
http://57127.diarynote.jp/200904042213477461/

http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/04/heaven-in-the-s.html
8月も終わり、夏の終わりが近づいて、秋へと移り変わっていくわけですが、みなさんの今年の夏はどんな想い出が残ったんでしょうか?さて、今日は私が春頃からずーっと聴いていた超お気に入りのアルバムで、夏を締めくくりたいと思います。声帯の病気で思うように音楽活動が出来なかった、日之内エミの5年ぶりとなった2ndアルバムで、ME...です。ちなみに彼女のことを「スイートでキュートなボイスでも、ソウルフルに歌える類稀な存在。」というのは、オーディションでその才能を見抜いたm-floの☆Takuの言葉。そんな彼女の魅力が最大限に発揮された名盤だと思います。

ME... / 日之内エミ
01. O’kay
02. Music Of Love / 日之内エミ × SOFFet
03. 片想い
04. 恋はリルラリ
05. chocolate
06. 夏恋 / 日之内エミ & Ryohei
07. GOODIE MEMORIES
08. Get up!
09. ファーストデート
10. I Love You
11. Heart feel vacances
12. 愛だけが
13. interlude ~in my dream~
14. Grow
15. E・S・C・A・P・E
16. TWINKLE STAR feat. 日之内エミ (SHINE ON ME ver.) / MAKAI

今作では、m-flo以外の様々なアーティストとのコラボ曲と、自作の曲を合わせた構成になっています。5年の内のシングル曲も収録で、盛りだくさんな内容です。ますは、コラボ作品から。02. Music Of Loveは、ソッフェとのコラボ。ボッサの軽快なリズムに乗って、スイートなボーカルとソッフェの流れるようなラップがうまく絡み合う、オシャレで心地よい曲です。06. 夏恋は、m-flo loves 時代に一緒だったRyoheiとのコラボ。恋人たちの夏のストーリーを歌ったサマーソングです。最後の16. TWINKLE STARは、今をときめくクロスオーバーDJのMAKAIの作品に参加したもので、このアルバムではボーナストラックのような位置づけになると思います。

しかし、彼女の本領が発揮されるのは自作のシングル曲の方です。03. 片想いは、キュートな声のままで、ソウルフルに歌うミドルナンバー。07. GOODIE MEMORIESでは変則的で斬新なリズムのサウンドに、グルーブ感を持たせたボーカルとコーラスワークが絶妙で、これこそ彼女にしか出来ない音楽だと思います。12. 愛だけがは、彼女の歌のうまさがハンパじゃないことがよくわかるバラードです。全て彼女の作詞・作曲で、ソングライターとしての才能も発揮しています。

私のお気に入りは全曲ですが、10. I Love Youで、あの声でこれほどまでに優しく歌われたら、たまりませんね。彼女は声がカワイイというだけでなく、歌い方がカワイイ。それでもアイドルのそれとは違って、本物のR&Bシンガーで在りえることが天性の歌姫であると思います。

※全曲試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2792187

※日之内エミ Official MySpace
http://www.myspace.com/emihinouchi

※愛だけが(PV)
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=31561610

昨日からお盆休みでゆっくりしています。最近私の車でヘビーローテーションなのがこのCDです。ちょっと古い作品ですが、なかなかの名盤で夏の都会にピッタリのアーバンなサウンドが詰まっています。名取香りの1stアルバムで、Perfumeです。シングルばかりでなかなかアルバムが出せなかった彼女の1stはちょっとしたベスト盤の要素もあるくらい中身の濃い作品になりました。サウンドはR&Bでもテクノの要素が強く、アーバンでスタイリッシュな曲でまとまっています。都会のドライブに最適の1枚だと思います。

perfume / 名取香り
01. Player
02. Lovespace
03. Interlude -Goodbye-
04. Goodbye feat. Nao’ymt
05. 貴方のそばで
06. Gentleman
07. Darling
08. Interlude -URARA-
09. ROMEO
10. 『For Isla Bonita』...素敵な島へ
11. another truth
12. Interlude -God Breath-
13. I believe myself feat. WISE
14. 君に
15. IF
16. Reprise -Goodbye-

5曲がシングル曲という1stアルバムは聴きどころ満載です。オープニングを飾る01. Playerは、彼女のエキゾチックなボーカルと、ラウンジ系のサウンドとの相性が完璧です。続く、02. Lovespaceは、彼女の代表曲といえるでしょう。当時はまだ少なかったJ-POPSとテクノのクロスオーバー的なナンバーです。07. Darlingも同じで、スピード感溢れるナンバー。この辺りの音楽性は、後のJAZZTRONIKやMAKAIなどに通じていくサウンドだったように思います。

一方でR&Bスタイルな楽曲も魅力で、ミドルでフローする04. Goodbyeは、日本のR&B界で要注意の人物、Nao’ymtが参加。(近年の安室奈美恵、ブレイク中の宏実などをプロデュース。)ラッパー、WISE参加の13. I believe myselfも、他のR&Bにはないエキゾチックな雰囲気です。WISEのラップは全て英語で他に聴けないくらいクールに決めています。

最後に私のお気に入りは、ミディアムスローの11. another truth。彼女はミドルバラードが似合います。14. 君にはシンプルなサウンドにのせて、変則的なサウンドとボーカルが入り混じる、かなり手の込んだ1曲です。それでも、やっぱりは01. Playerがキテル。

とにかく、これはあまり知られていないですが、かなりの名盤だと思っています。J-POPSがテクノやR&Bと融合して新展開を見せ始めた時期の、先駆的な作品なのではないでしょうか?レンタル可。今年の夏にぜひ!

※全曲試聴はこちら
http://musico.jp/contents/contents_index.aspx?id=tT5SL

※名取香り Official Web Site
http://www.universal-music.co.jp/natori/

※Kaori Natori - Lovespace(PV)
http://www.youtube.com/watch?v=yC2gDgu8IaM

もう真夏の猛暑が続いています。夏の音楽といえば、やっぱりレゲエでしょう。今回は近代レゲエ(ラガマフィン・ホールレゲエなど)に多大な影響を与えた一人の女性アーティストのベスト盤を紹介したいと思います。日本の95年頃の大レゲエブームの火付け役ともなった、ダイアナ・キングのベスト盤です。とはいえ、これは日本のファン向けに作られたもので、彼女のヒット曲と様々な名曲のカバー(日本公演のライブ音源もあり)で構成されています。単に彼女の曲だけを知るのではなく、彼女の音楽の軌跡(ルーツ)までがわかる、コンセプト系のベスト盤といえるでしょう。

01. SHY GUY
02. LOVE TRIANGLE
03. AIN’T NOBODY
04. HEY JUDE
05. I’ll DO IT
06. SUKIYAKI
07. BOB MARLEY MEDLEY
08. L-L-LIES
09. FIND MY WAY BACK
10. SUPA-LOVA-BWOY
11. TENDERNESS
12. I SAY A LITTLE PRAYER
13. DO YOU REALLY WANT TO HURT ME
14. STIR IT UP
15. I SAY A LITTLE PRAYER(Love To Infinity’s Classic Radio Mix)

まず、彼女の名を世界に知らしめた大ヒット曲、01. SHY GUY。当時のジャマイカで流行したラガ・マフィン(ラガ)と、R&Bのブレンドという斬新なサウンドと、圧巻の歌唱力は世界中の人を魅了しました。私も当時ラガというのは初体験で衝撃を受けたのを思い出します。02. LOVE TRIANGLEはミドルナンバーですが、ソウルフルなボーカルに自然と溶け合うラガが絶妙。熱をおびたクールなナンバーです。05. I’ll DO ITは、日本のジャパレゲのパイオニア、ナーキとのコラボで、日本のCM曲にもなったアップテンポなナンバー。

06. SUKIYAKI07. BOB MARLEY MEDLEYからはライブ音源で、96年の来日公演のものが収録されています。06. SUKIYAKIは、ご存知のとおり、坂本九の「上を向いて歩こう」です。サビの部分だけ日本語で歌う所もあるのですが、案外上手です。続いてレゲエの神様、ボブ・マーレイのメドレーとなり、最後は映画「クールランニング」でお馴染みのStir It Upをラガまじりで披露して終えています。(トラック盤は14. STIR IT UPで別に収録)

最後に他のカバー曲の説明を簡単に。03. AIN’T NOBODYは彼女が敬愛するチャカ・カーンの名曲をダイアナ風にアレンジ。04. HEY JUDEは、ご存知ビートルズの名曲。こちらは完全にレゲエサウンドになっています。(昔の劇場版エヴァ最終話で流れたヤツね。)12. I SAY A LITTLE PRAYERはたくさんのカバーが存在する名曲。その中ではアレサ・フランクリンのものが有名です。近年だとkazamiが歌うドラマ「大奥」(2003年放映)のエンディング曲で思い出す人が多いかな?

まとめとしては、R&Bやソウルの要素も多くあるので、他のレゲエのCDよりも聴きやすいと思います。聞き覚えのあるカバーソングが多いことから、レゲエの入門編としても、オススメできる内容だと思います。レンタル可ですし、ぜひ一度聴いてみて下さい。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/409140

※SHY GUY / DIANA KING
http://www.youtube.com/watch?v=9dzZQFmZHFA

沖縄が生んだ女性ソウルシンガー、多和田えみのデビューミニアルバムです。はっきりいって、彼女の天性のボーカルは、地球規模で、そのスケールの大きさには圧倒されます。このアルバムタイトルにあるように、彼女の可能性は「無限大」です。なのに、未だフルアルバムが出ないのはなぜ?3枚も連続してミニアルバムというのはリスナー泣かせです。3枚目が路線変更みたくなっていますが、この1stと2ndは必聴の傑作です。(ただミニアルバムなんですよね。)

∞infinity∞ / 多和田えみ
1. Naturally
2. Music Box
3. ゆらゆら
4. CAN’T REACH
5. ネガイノソラ

新人としては、圧倒的な存在感をアピールした、1. Naturallyは、レゲエ風のサウンドですが、ソウルフルなボーカルです。こうした野性味の溢れる歌声が彼女の最大の魅力です。2ndに収録の「FLOWERS」でこのボーカルは完成形となり、彼女の代表曲にもなります。(実に名曲。)

3. ゆらゆらは、風味堂のカバーで、インディーズ時代から歌っていたものです。オリジナルのバラード曲、4. CAN’T REACHは、初期型ソウルの雰囲気で、ライブの最後を飾る曲だったそうです。

これほどの実力派なのに名前がさほど知られていないのは、やはりフルアルバムがないのと、独自レーベル所属というのも関係あるかも?今年も既に半分以上過ぎて、しかも3rd以降で路線が変わりつつあるのが気になる所ですが、アルバムがリリースとなると要注意のアーティストです。

※techesko(多和田えみ official Web Site)
http://www.techesko.com/

※多和田えみ YouTube チャンネル(PVが少しづつ試聴できます。)
http://www.youtube.com/user/emitawata

※Naturally(CM)
http://www.youtube.com/watch?v=1vn2raAHdsA

※関連過去記事(風味堂)
http://57127.diarynote.jp/200606242212480000/


今日は最新の音楽を先取りチェックです。レゲエ界で注目されていた、女性アーティスト、miray(ミレイ)のメジャーデビューミニアルバムです。最近は多彩な才能を持つ新人を送り出している、エイベックスからのリリース。彼女は関西のライブハウスで活躍。当時は多才な音楽性を生かして、様々なジャンルの音楽活動をしていましたが、近年はダンスレゲエを主体とした音楽を展開中です。この夏のキラーチューンとなる、Jump Pumpは、7月のCDTVのオープニングテーマとなっています。はっきりいって、ブレイクの期待がある大型新人です。

Jump Pump / miray
1. Jump Pump
2. ジークフリート
3. 楽園へ
4. Let It Be
5. L・L
6. 恋しくて ~echo-united DUB~

ノリノリ、アゲアゲのダンスナンバー、1. Jump Pumpですが、ポップでキャッチーなボーカルで聴きやすくなっています。こうした歌い方などはノリだけではない人物であることがわかります。歌の上手さがよくわかるのは、ビートルズの4. Let It Beをレゲエ調にアレンジカバーした曲です。新人とはいえ、かなり歌い慣れている様子です。

6. 恋しくて ~echo-united DUB~は、ボーカルなしバージョンで収録とのこと。次のアルバムでフルボーカルで収録予定だそう。もうこの時点で、既に1stフルアルバム製作中(というかもうほぼ出来てるんだと思う。)であることがバレバレ。新しい感覚のオシャレゲエになりそうな予感です。

今年のa-naitionにも出演決定で、この夏はミレイから目が離せません。
とりあえず、先行ヒット中のJump PumpのPVをフル動画でどうぞ!

※miray / Jump Pump
http://www.youtube.com/watch?v=2fIKlBkkXnI

※miray Official Web Site(全曲試聴可)
http://miray.cc/

以前からこのブログで指摘していることなんですけど、日本盤が発売されていないけど、USやUKではすごい人気のあるアーティストってわりといるんです。そして、それはごくくだらないレコード会社間での取引のあるなしとか、そんなレベルでそういうCDは仮に洋盤で売っていたとしても処分品ワゴンで出会うということになるのです。てなわけで、これ半額の900円でゲットしちゃいました、UKでは注目されているルーシー・シルバスのデビューアルバムです。今回は2004年の作品です。

Breathe In / Lucie Silvas
01.Don’t Look Back
02.The Game Is Won
03.Last Man Standing
04.Forget Me Not
05.Breathe In
06.Nothing Else Matters
07.Without You
08.What You’re Made Of
09.Twisting The Chain
10.No Defence
11.The Longer We’re Apart
12.Like You Love Me
13.Seven Veils (UK bonus track)

このアルバムは新人では異例の10万枚セールスを記録している良盤なんです。なんで日本のレコード会社でスルーなんでしょうね?わけわかりません。ただ、1stで様子見して2ndで契約するというパターンはあります。(ネオカントリーだったアナ・ジョンソンとかがそんな感じ?)でもこの人は既に2ndも出してるので、どうやら単純にご成約がないみたい。(笑)

そういう音楽業界のシガラミみたいなのは置いといて、この人はとにかくメロディーラインが美しいんですよね。ジャンルはポップロックってなってるけど、ピアノがメインで、彼女の弾く旋律とボーカルがとっても美しいです。それと彼女はソングライティングの才能が多くの人に認められていて、10代で人に曲を提供するなど、ちょっと普通の女の子ではない感じ。ヒット曲は08.What You’re Made Ofで押さえ気味のボーカルなんか既にベテランの雰囲気さえあります。

ただ一曲だけ「?」なのは、06.Nothing Else Mattersで、なんかどっかで聴いたよーな?と思いつつ意識してませんでしたが、まさかのメタリカのカバーでした。(ネットで確認しました。)な、なんで?しかもUKの女の子で、この曲調のアルバムで。つーか、何でこの曲を選曲したのかも質問したい。マジに。こんな美しいジャケ写から、この曲に出会うとは思わなかったな。

やっぱりUKものは聴き易いCDが多いし、良質な音楽も多いです。とりあえず試聴してみて、気に入ったら処分品ワゴンから探しましょう。(爆)

※試聴はこちら
http://hmv.com/hmvweb/displayProductDetails.do?ctx=280;-1;-1;-1&sku=228827

※Breathe In (PV):耳に残るキャッチーな名曲
http://www.youtube.com/watch?v=Kag9HTajKu0

※What You’re Made Of(PV):美メロのピアノバラード
http://www.youtube.com/watch?v=IWuyV0aul2c

※Lucie Silvas Myspace
http://www.myspace.com/luciesilvasmusic
元SPEEDのhiroのボーカルでラウンジ系ジャズを届けるプロジェクト型アーティストでCoco d’Orの一昨年の夏にリリースされた2ndアルバムです。前回と同じくジャケ写は、「あどちゃん」こと水森亜土さんのイラストで、とってもキュートです。今回の選曲は前作に比べるとあまりポピュラーでなかったりしますが、夏の雰囲気を楽しむにはその辺は特に気にする必要はないでしょう。ジャズではないという人もいるけど、そんなのは「デジタル」である時点でジャズにはなれないと思うし、そんなことよりもそういう線引きみたいなことをすること自体に、私はあまり関心がありませんので。そういうことばかり気にしてるとせっかくの音楽が楽しめなくなるし、聴く音楽も狭くなる。そしてそれは、いい音楽との出会いを自分で減らすことになるというのが私の考えです。結局、難しく考えずに楽しむことが「音楽」なんじゃないかな?

Coco d’Or 2
01.この素晴しき世界(What a wonderfull world)
02.ララは愛の言葉(lala means I Love You)
03.アイ!・コシータ・リンダ(ay!Cosita linda:merecumbe)
04.バイ・ザ・ウェイ(By the way)
05.タイム・アフター・タイム(Time After Time)
06.トゥー・オブ・アス(Just The Two Of Us)
07.遙かなる影(They longs to be :Close TO You)
08.イージー(Easy)
09.恋のサヴァイヴァル(I Will Survive)
10.やさしく歌って(Killing me Softly With His song)
11.ホーダ(Roda)
12.イズ・イット・ユー(Is It You?)
13.カーニバル(Carnaval)
14.ワン・ラヴ/ピープル・ゲット・レディ(One Love /Pepole Get Ready)

ただねぇ・・・エイベックスに一言物申し上げたいのは、このHPでの全曲解説ページが「Coming soon...!」ってどういうこと?もう1年経ってるんですけど。てなわけで、全曲は無理ですがここで私の出来る範囲で書いてみます。(解説ではないです。っていうかエイベックスやれよな。)とりあえず、原題を各トラックリストに追記しました。これでわかる人はわかるでしょう。今回は私も知らない曲あります。わかりやすいブログを目指してるので、スタンダードに近いものから取り上げますね。

01.この素晴しき世界(What a wonderfull world)はジャズ界の巨匠、ルイ・アームストロングの曲ですが、映画「グッドモーニング・ベトナム」に使用されたのを機に大ヒットしました。6.トゥー・オブ・アス(Just The Two Of Us)はもはやジャズよりもソウルやR&Bで多くカバーされていて、近年だと久保田利伸がキャロン・ウィーラー(元Soul 2 Soul)とデュエットカバーしたのを耳にされた人は多いかも?ジャンルを超えたスタンダードですね。10.やさしく歌って(Killing me Softly With His song)はネスカフェの歌です。(←半分ウソ)これは関連過去記事のリンクを参照してください。05.タイム・アフター・タイム(Time After Time)はみなさんが知ってるシンディーローパーの曲ではなく、フランク・シナトラのアメリカンクラシックですね。個人的に関心があった楽曲は12.イズ・イット・ユー(Is It You?)でリー・リトナー&エリック・タッグのAORの名曲ですが、他に比べると原曲に近い気もしますが、改めていい曲です。(あんまし知られてないけど。)

他にもサンバやラテンのナンバーもありますが、この辺は私もよくわかりません。(涙)ただ、今回のアルバムコンセプトは「夏」なので、とにかく気持ちいいです。ただ、一言(正確には二言目だが。)申したいのは、もうちょっとhirokoちゃんのボーカルを生かすようなアレンジを考えてないのかな?って思うDJが誰とは言わないがいるように思います。そういう人のトラックは音に懲りすぎて楽しめない。今回の作品を作るにあたって結局難しく考えているのは、自由な発想でトラックを練り上げた才能あふれるDJたちなのかもしれませんね。(自由と制約の距離感を見失わないのが真のDJなんじゃないのかな?だからある意味最もアーティストな存在といえるのかもね。)

※Coco d’Or 2 Official Web Site
http://www.avexnet.or.jp/coco/index.html

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1334734

※関連過去記事(やさしく歌って)
http://diarynote.jp/d/57127/20051020.html
もう7月なんですね。マイケルさんの話題が未だにニュースになっていますが、私の80’sの後半は、HM/HR(ヘビーメタル・ハードロック)に夢中でした。今でも所有のCDを見てると、その頃に買ったCDはそういうヤツばかりです。今日はそんな中でも、これはよく聴いたなぁ~ってヤツをご紹介してみたいと思います。かなりアクの強いボーカルですが、ヘヴィなのにノリのいいサウンドがお気に入りのバンドでした。スローター(Slaughter)の1stアルバムで、Stick It to Yaです。

Stick It to Ya / Slaughter
01. Eye to Eye
02. Burnin’ Bridges
03. Up All Night
04. Spend My Life
05. Thinking of June
06. She Wants More
07. Fly to the Angels
08. Mad About You
09. That’s Not Enough
10. You Are the One
11. Gave Me Your Heart
12. Desperately
13. Loaded Gun
14. Fly to the Angels [Acoustic]
15. Wingin’ It

かなりキツイ目のボーカルですが、ボーカルセンスは抜群です。前半はパワフルな楽曲が続きます。02. Burnin’ Bridgesはイントロからノリノリで、疾走感のあるナンバー。03. Up All Nightは、全員のコーラスが生み出すパワフルなグルーブ感がカッコイイです。04. Spend My Lifeは、キャッチーでポップなナンバーで、ヒット曲です。同じくキャッチーな10. You Are the Oneも優しさのある名曲です。

彼らの活動歴の中での最大のヒットとなったのは、やはりバラード曲で、07. Fly to the Angelsでした。壮大なスケールの美しいバラードソングです。少しブルージーなのも魅力です。この曲はアコースティックバージョンも収録されています。(こちらの方がカッコイイ。)

最後に個人的にお気に入りなナンバーなのは、彼らのロックスタイルがよく出ている、06. She Wants More。このノリとボーカルセンスは彼らならでは。ギターソロでも魅せてくれます。このアルバムには捨て曲がありません。ポピュラーでわかりやすいメロディーラインに、ノリのいいロックサウンドですが、チープに陥らない所が、彼らの人気の秘密だったと思います。あと、好き嫌いの分かれる声ですが、マークのボーカルテクニックは、ロックボーカリストとしてのセンスが卓越していると思います。

夏にノリのいいロックンロールが聴きたい人にオススメです。
開放的な気分になれると思います。

※試聴はこちら
http://www.tower.com/stick-it-ya-slaughter-cd/wapi/106260568
今週に梅雨入りしたとのことですが、今日はとても気持ちのいいお天気です。まさに初夏の陽気といった感じ。やはり音楽もあわせて心地の良いサウンドのものを選びましょう。今日のは個人的にはとっておきのオススメのCDです。以前にもこのブログでは何度か取り上げていますが、イタリアを中心としたカフェボッサ(ラウンジ系)と呼ばれるジャンルの中でも、彼らのサウンドは抜群にオシャレ度が高いです。これもまた、良質な音楽をワールドワイドな視点で日本盤としてリリースしてくれるRIP CURL RECORDINGSからの1枚です。

A Luci Spente / Brazillian Wax
1. Vita in Due
2. Volare Via
3. Chissa Se un Samba
4. Viaggio Sola
5. Le Fate
6. Altro Sogno
7. Colpevole
8. Deserto di Parole
9. Samba in Se
10. Nonostante Te
11. Lontano
12. I Colori di Gauguin
13. Arrivederci

このアルバムのサウンドはラウンジとアシッドジャズの中間くらいの絶妙なバランスで、聴きやすい自然な音になっています。ブラジリアンの熱を帯びた雰囲気の1. Vita in Dueと、3. Chissa Se un Sambaあたりは、ナイトミュージックとしてもピッタリです。

一方で、爽やかな昼下がりに似合うボッサ調の2. Volare Via、ボッサにグルーブ感を加えた絶妙なアレンジの9. Samba in Seあたりは、カフェ系のサウンドとしてもオシャレ度は高いと思います。

最後に私のお気に入りは、アダルトな雰囲気のサウンドに、伸びやかなボーカルが印象的な7. Colpevole。もう一曲は、単調なリズムが逆に、さりげなくオシャレな8. Deserto di Paroleです。

全体的に捨て曲一切なしの素晴らしい内容のアルバムです。アシッドジャズ風味な生バンドのサウンドと体温に近いテクノサウンドという作風は、とんでもなく心地よい音になっています。またボーカルも素敵で主張しないのに耳に残るピュアな声で伸びやかに歌っています。

本当にこれはオススメです。大手レコード店にあるかな?ワールドミュージックの所から探すのは大変だしなー(苦笑)オシャレで心地よい音楽を探している人には必ず満足するアルバムだと思います。

※Brazilian Wax Artist Page(SCENARIO MUSIC /ITALY):全曲試聴可
http://www.scenariomusic.it/oldsite/framealucispente.htm

※関連過去記事
http://57127.diarynote.jp/200508232008440000/


さて、今日は久しぶりに洋楽でいきます。ここではよく取り上げていることですが、USでは若い女の子(しかもたいていアイドル並みのルックス)のカントリー・ロックというのが、トレンドとなっています。そんな中、数年前にミシェル・ブランチが、友人のジェシカ・ハープと組んだユニットで、レッカーズ(The Wreckers)のアルバムをご紹介します。


ここでは2人の出会いについて、触れておきたいと思います。ジェシカがシンガーソングライターとして活動していた時に、「あなたの声はミシェルに似ている」ということがお互いの友人を通じてミシェルにも伝えられ、直接会うことに。ミシェルは、自身の大ヒットアルバム「ホテルペイパー」の内の1曲、「Desperately」のバックボーカルをジェシカに依頼。以後も同ツアーに同行しバックボーカルを勤める傍ら、2人は一緒に共同で作曲し始め、アーティストとしての交流を深めます。ツアー参加などの経験で多くの刺激を受けたジェシカは、カントリーを本格的にやろうと決心し、単身でナッシュビルへ行こうとしていた矢先に、ミシェルが引き止めて、レッカーズ結成となります。つまり、刺激を受けていたのはミシェルの方も同じだったというわけです。

Stand Still, Look Pretty / The Wreckers
01. Leave The Pieces
02. Way Back Home
03. The Good Kind
04. Tennessee
05. My, Oh My
06. Stand Still, Look Pretty
07. Cigarettes
08. Hard To Love You
09. Lay Me Down
10. One More Girl
11. Rain
12. Only Crazy People

アルバム全体について感じたのは、ミシェルの持つロックの感性が、カントリーとして表現されている部分があるので、一般的なご陽気「カントリーもの」とは異なる作品です。そういう意味では長く聴ける作品だと思います。

シングルとなった代表曲は、01. Leave The Piecesで、カントリーテイストを押し出しながら、2人の抜群のハーモニーで盛り上げます。ちなみに日本盤のみポップロックバージョンがボーナストラックとして収録されています。

人気ドラマ「One Tree Hill」で使用されたキャッチーでポップな03. The Good Kindも折り重なる2人のボーカルが魅力です。同じくキャッチーなのが、07. Cigarettesですが、歌詞はミシェル色が強い感じです。

カントリーならではのやさしさが溢れる、02. Way Back Home、暖かいバラードの04. Tennesseeは名曲です。

ロック色の強いのは、09. Lay Me Down11. Rainあたり。こういう異なるサウンドもあるから退屈しないようになっています。

総評としては、カントリー風味のポップロックとして楽しめる作品だと思います。2人の絶妙なハーモニーも必聴です。晴れた日のドライブや、少し心に疲れた時などにも、ゆったりとした気分にさせてくれます。下記から試聴してみてください。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1209695

※The Wreckers - MySpace
http://www.myspace.com/thewreckers

※Leave The Pieces(PV)
http://youtu.be/pHfSuBglk8E

現在、全米デビューを果たし、世界でも活躍中のBoAの昨年のアルバムで、THE FACEです。彼女のことはデビュー時から知っているのですが、次々と新しい魅力を開花させていく彼女の「進化」の速度は、他のアーティストを凌駕しています。彼女の才能と魅力は底知らずのよう。天性の日本を代表するアーティストだと思います。



THE FACE / BoA
01. AGGRESSIVE
02. Sweet Impact
03. My Way,Your Way feat.WISE
04. be with you.
05. LOSE YOUR MIND feat. Yutaka Furukawa from DOPING PANDA
06. Girl In The Mirror
07. Happy Birthday
08. Diamond Heart
09. LOVE LETTER
10. BRAVE
11. ギャップにやられた!
12. Style
13. Smile again
14. Beautiful Flowers
15. Best Friend

彼女のことを少し振り返ると、デビュー当初はダンスチューンのナンバーばかりだった彼女でしたが、ミドルからスローバラードまで、幅広く歌いこなすようになりました。今作は、そこにフロアサウンド風のテクノ系ナンバーが加わって、ジャンル的にも幅の広い所を見せています。ここには現時点での彼女の魅力の全てが詰まった充実した内容のアルバムになっていると思います。

今回新しいサウンドとして登場したのは、オープニングを飾るテクノ調の01. AGGRESSIVEと、DOPING PANDAとのコラボでディスコビート調の05. LOSE YOUR MIND、煽り系のR&B調の06. Girl In The Mirrorあたり。ここまで幅広く歌えるこなせる歌手は少ないし、彼女の才能の豊富さがよくわかります。

J-POPSとしてのキャッチーなナンバーで、春の爽やかポップスの07. Happy Birthday、新しい恋の出会いを歌った、11. ギャップにやられた!など、女の子らしいカワイイ楽曲では、やさしい歌い方になっています。

最後に、私のお気に入りは、03. My Way,Your Way feat.WISEのミドルスロー。バラードで大ヒットした、09. LOVE LETTER。それでも、BoAならではのノリが楽しめる12. Styleが、案外ベストトラックかも?

バラエティーに富んだ内容ですが、全ての楽曲にバランスの取れた、いいアルバムだと思います。聴き逃している方は、この時期にオススメしたいCDです。

※試聴はこちら
http://music.mu-mo.net/DispDetail.php?pid=AVCD-23499&subgenre=0&filetype=0

※BoA official website
http://www.avexnet.or.jp/boa/

※The Official BoA Channel(全米進出中)
http://www.youtube.com/user/boamusicusa


もうすっかり暖かくなりました。ポカポカした陽気が心地よい毎日です。今日は少し変わったジャンルの音楽を取り上げたいと思います。シャンソン気分のフレンチで、アコースティックなサウンドという、とてもシンプルなのにオシャレ度の高いCDです。AUSTINで、Ouh La La Laです。世界中から良質な音楽を見つけてくれるハイセンスなレーベル、Rip Curl Recordingsからのリリースです。


Ouh La La La / Austin
01. Leitmotiv
02. Plus Rein D’autre Entre Nous
03. Rhume
04. Petite Pute
05. Cigale Glacee
06. Decalquee
07. Le Cours
08. Les Arbres D’en Face
09. Cupide & Stupide
10. Domir
11. Novembre
12. Au Soleil
13. Ma Seule Entaille

サウンドはフォークを基調としたアコースティックですが、絶妙のフレンチエッセンスが味付けられていて、ナチュラルでフェミニンな雰囲気。オープニングを飾る、01.Leitmotivは、暖かい昼下がりのカフェが似合います。一方、アップテンポな04. Petite Puteは、少しカントリーのようなアレンジをしながらも、フランス語がスキャットみたく聴こえるので、やはり新鮮な感覚を受けます。

心地よさがバツグンなのが、07. Le Coursで、ギター1本とウィスパーヴォイスで、究極のナチュラルサウンドです。これはカフェボッサ以上にオシャレかもしれません。一方で、03. Rhumeのような、メランコリーなサウンドもあって、シャンソンなどにしか出せないあの独特の雰囲気をかもし出しています。

このCDの良さを文字で伝えるのは難しいですが、とにかくナチュラルで心地のよい音楽です。オシャレな昼下がりのカフェが似合うCDだと思います。(注意:歌詞カードはアーティスト側の意向でありません。)

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/digital/product/detail/sku=2001658899

4月は新しいことが始まる季節です。学校や企業でも、新入生や新入社員などが入ってきますし、自分の環境が新しく変化する時期でもあると思います。そんなわけで、今日は新しい感覚を覚える音楽を取り上げたいと思います。最近はハウス・シーンの盛り上がりが目覚しく、いろんなコンピレーション・アルバムも発売されていますが、今回私がセレクトしたのが、Lyrical Houseというコンピです。名前を連ねるのは、今を時めくトップ・クリエイターたちで、メジャーな所で、DJ KAWASAKIMAKAI中塚武などです。しかし、このコンピのすごい所は、インディーズで活躍中の気鋭のクリエイターのレアトラック(未発表曲やCD未収録など)が密かに含まれている所です。

Lyrical House
1. Keep the dream / PAX JAPONICA GROOVE feat. Lori Fine
2. Shooting Star (World Sketch remix “Lyrical House”/ Sound Around
3. Heaven In The Sky (MAKAI Nowhere Mix) / MAKAI feat. Mary
4. Bright Lights, Big City / Takeshi Nakatsuka
5. Love Is the Answer (12inch Mix) / Studio Apartment
6. Can’t Stop feat. Lisa Shaw / Kentaro Takizawa
7. Bliss feat. JUJU / Begin (Original Mix)
8. rest / Weekenders
9. BEAUTIFUL feat. Karin / DJ Kawasaki
10. Say That You Love Me (EK-FK Japanese vocal mix) / AK
11. Pure & True feat.Mari Stone / Soul Soruce Production

私のコメントよりも、先にAMAZONの各トラックの解説をどうぞ。
【トラック解説】
M-1.人気クリエイターDaishi Danceを擁する、Apt.レーベルが一押しの「2008年大注目」の新人。この夏に発売予定の自身のアルバムから、ヴォーカルにLori Fineをフィーチャーした選りすぐりの1曲を先行収録!
M-2. 大ヒット作『TOKYO LUXURY LOUNGE 3』やFreeTEMPO、m-flo、capsule、megなどの作品にも参加する精鋭ユニット。CD初収録となる、センチメンタルで躍動的なリミックス・ヴァージョン!
M-3. 青山テルマとのコラボレーションでも話題のクリエイター。本人プロデュースによるMaryの楽曲を、自らの手で新たにリミックス。エレクトリックでキュートな楽曲に仕上がった!
M-4. サウンド・クリエイター、プロデューサーとして、クラブ・ミュージックやポップス、CM曲に至るまで多方面で活躍する中塚武。最新アルバムからヴォーカルに青木カレンをフィーチャーした楽曲を先行収録!
M-5. 森田昌典と安部登による、日本を代表するハウス・ユニットの会心作。軽快なパーカッションとポジティブな空気が漲る。CMソングとしてもオンエアされたヒット・シングル。
M-6. 本邦ハウス・ミュージック界期待のクリエイター。Francois Kのチャートでも脚光を浴びたファンキーなクラブ・ヒット曲を、コンピレーションCDとしては初収録。
M-7. 老舗レーベルKing Streetからも作品をリリースする、NY在住の日本人ハウス・クリエイター。あのJUJUが参加した話題曲!
M-8. 仙台を拠点に活躍するプロデューサーのスズキ・シンイチと、コンポーザーのワタナベ・ノボルによるハウス・ユニット。CD初収録となる瑞々しいナンバー。
M-9. ハウス/クロスオーバー界を牽引するブライテスト・ホープ、DJ KAWASAKIのヒット・シングル。モデルの藤井リナを起用したPVでも話題に。ファンキーなベースラインが心地よい。
M-10. Eric Kupper、Francois Kによるリミックスが大ヒットした、永遠のジャパニーズ・ハウス・アンセム。マルチに活躍する俊英AKの甘く切ない旋律と日本語詞が心にしみる。
M-11. Jackson 5 Remixes やEARTH.WIND & FIRE REMIXESなどのヒット作を手がけるSOUL SOURCE PRODUCTIONによる新曲。今秋リリースするオリジナル3rdアルバムから、イギリス人と日本人のハーフのニュー・カマー・シンガー、MARI STONE

それでは、私の気になったトラックについて簡単にコメントしたいと思います。2. Shooting Star (World Sketch remix “Lyrical House”/ Sound Aroundは、テクノよりの新リミックスバージョンですが、どこかで耳にしているはずの意外とパワープレイな曲です。少しテクノユーロな雰囲気は最近のトレンドです。
4. Bright Lights, Big City / Takeshi Nakatsukaですが、新世代チューイングガム「POs-Ca」のCM(大泉洋と柴崎コウのヤツ)のBGMもこの中塚武によるものです。、ジャズボーカルで有名な青木カレンを迎えて、あのCMイメージとは真逆のアダルトでクールなナンバーになっています。
最後に、5. Love Is the Answer (12inch Mix) / Studio Apartmentでの「Studio Apartment」という名前は覚えておいた方がいいと思います。MAKAIやDJ KAWASAKIほど知られていないようですが、J-POPSアーティストのリミックスで顔を出す一方で、海外での評価も高く世界中のアーティストと文字通りのクロスオーバーを行っています。

とにかく書き出すときりがないくらい。全ての人物がシーンでの最重要人物だといえるでしょう。あとこれだけの内容で、何故かお値段お手ごろ(イチキュッパ)なのもオイシイと思います。新しい季節を新しいサウンドで迎えてみてはいかが?

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2715692
最近はレミオロメンのベスト盤発売のおかげで、どこのCDショップへいってもレミオロメンがかかっています。そんな中で、ラジオなどでさりげなく流れているのが、女性の声で歌われる「粉雪」のカバー。R&Bのバラードで、しっとりとした歌声で聴こえてくるのが、日之内エミのこのシングルのカップリングです。



片想い / 日之内エミ
1. 片想い
2. 粉雪
3. 片想い (instrumental)
4. 粉雪 (instrumental)

彼女は、m-flo lovesシリーズで、その才能を見出されたいわゆる、「m-floファミリー」の1人です。巧みな表現力と歌唱力は他に類をみないほどで、m-floだけでなく他の多くのサウンドクリエイターも認める所です。近年は、自ら作曲も手がけていて、アーティストとしての才能をフルに発揮しています。

彼女のことを知らなかった人も、これを機会にぜひ聴いてみて欲しいです。粉雪はアルバムには収録されていないので、このシングルを探しましょう。1. 片想いの試聴や、彼女の詳しい情報は以下からどうぞ。

http://ototabi.blog.eonet.jp/music/2009/02/post-3cf0.html

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