数年前にフォーライフレコードから所属の有名アーティストの音源を集めて1枚のCDに出来るだけ収録して売り出すという、音楽のお買い得セットみたいなもの(ピュアベストシリーズだっけ?)が売り出されたんですが、その中でも確かにお得な感じのある、今井美樹のベスト盤をご紹介します。彼女のベスト盤というと「Ivory」シリーズが欠かせない存在になっているわけですが、ここには故意か偶然か「Ivory」シリーズに収録されていない曲も微妙に収録されてあって、それがまた密かに名曲だったりするんです。ちゅーわけで、最近は彼女の歌なんか知らない若い世代の人で、「知らん人のベストを2枚も借りる気はないなぁ〜」という人とか、30代男性の気を惹きたい20代後半の女性にオススメ。相手によりますけど。(汗)

Pure Best / 今井美樹
01.黄昏のモノローグ
02.野性の風
03.静かにきたソリチュード
04.彼女とTIP ON DUO
05.Boogie-Woogie Lonesome High-Heel
06.瞳がほほえむから
07.PIECE OF MY WISH
10.Blue Moon Blue
11.Bluebird
12.Miss You
13.Ruby
14.PRIDE
15.DRIVEに連れてって
16.私はあなたの空になりたい

とりあえず、これ知らないと今井美樹は語れないという曲(たくさんありますが。)が06.瞳がほほえむから14.PRIDEあたりでしょうか。もう少し古いファンなら05.Boogie-Woogie Lonesome High-Heelも外せないところかも?(私は外せない人です。)

で、今回の収録曲でツボなのは次の曲。03.静かにきたソリチュードは初期の隠れた名曲でやさしさ溢れるミドルスローナンバー。また後期には爽やかなアップテンポナンバーの15.DRIVEに連れてってもCMから人気があったものの、こちらも同じく「Ivory」には収録されませんでした。あと、14.PRIDEに勝るとも劣らない、美しく切ないバラード曲の12.Miss Youが当時のままの音で収録されているのもポイント。(Ivory3に収録されているものの99年のライブ音源で原曲とはかなり違うイメージになってます。)

というわけで、今井美樹の音楽を知らない人には最初の一枚にぜひ。これは限定数販売だったはずなので、店頭にはありませんがレンタルには高い確率で置いてあると思います。お試しあれ。

※試聴はこちら
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20032702

※個人的に一番オススメなのは「IMAI MIKI from 1986」という2枚組ベストが最高です。(特に2枚目は全部が隠れた名曲揃い)98年の作品かぁ・・・速攻で買いに行ったっけ。
うーん、サッカー日本代表ダメでしたねぇ〜。ブラジル戦が一番いい動きだったように思いました。結局、試合順が全く逆だったら、ちょっと違う結果だったような気もしますね。(ブラジル→クロアチア→オーストラリア)まぁサッカーそんなに詳しいわけじゃないけど、今回の代表メンバーを見ていて思ったのは、負けた時の感じ?(雰囲気)いわゆる「ドーハの悲劇」の時にピッチで立ち上がれなかったイレブンの中で、ただ一人相手のゴールを称えるように拍手をしていたラモス選手とか、サブで入って、がむしゃらに点を入れてすぐにボールを取りに走ったゴン中山とか、負けてもカッコイイ!と思えたけど、今回はそういう選手がいなかった。そういうスピリットみたいなものが欠けていたんじゃないかな?ちゅーわけで、そういう気分を捨てさせてくれるような元気のいい音楽を聴いて、上を向いて歌いましょう!
風味堂(初回盤)
01.もどかしさが奏でるブルース
02.ナキムシのうた
03.楽園をめざして
04.イイ女
05.眠れぬ夜のひとりごと
06.ねぇ愛しい女(ひと)よ
07.FUNNY JOURNEY〜渚の吐息〜
08.真夏のエクスタシー
09.笑ってサヨナラ
10.散歩道 (Walkin’ Horns)
11.ゆらゆら
12.Swinging Road (Live at Shibuya B.Y.G.)

ちょうど去年の今頃にリリースされた風味堂のデビューアルバム。ストレートな歌詞が心に響く02.ナキムシのうた。(とりあえず泣いとけ!そんで歌っとけみたいな歌詞。)ヒット曲の03.楽園をめざしてはサンバのリズムで軽快なご陽気ナンバー。同じ夏ソングでも08.真夏のエクスタシーはスウィングジャズのリズムで、灼熱での官能的な大人の雰囲気を風味堂らしいアレンジで魅せています。初回盤にはボーナストラックとして、12.Swinging Road (Live at Shibuya B.Y.G.)が収録されていますが、これを聴いてライブに行きたいと思う人が多いと思います。(とにかく楽しそう!)

バラードも含めて全曲が彼ららしいということ。音楽のエッセンスが多彩でありながら、バラバラでないところが風味堂の魅力だと思います。音楽って「楽しいもんなんだなぁ〜」ということを再認識させてくれる名盤です。本格的な夏が来る前にぜひ聴いておきましょう。

※試聴はこちら
http://www.jvcmusic.co.jp/speedstar/-/Discography/A019138/VICL-61663.html

※個人的なトリビア
03.楽園をめざしてのPVでは木村佳乃が友情出演してます。なんでも彼女は風味堂の大ファンでライブにもよく足を運んでいるとか。
もはや、マライア・キャリーという人の歌を聴いたことの無い人はたぶんいないと思います。でも多くの人がお得なベスト盤を聴いてみて終わりという人も多いのではないでしょうか?そんなベスト盤だけでマライアを語ってしまう前に、ぜひこのCDを聴いてみることをオススメします。ジャケ写はイマイチでも(苦笑)中身はピカイチです。個人的にはマライアの「#1’s」までのアルバムは、デビューアルバムから一枚づつ丁寧に聴くのが一番いいと思います。

Daydream / Mariah Carey
01.Fantasy
02.Underneath the Stars
03.One Sweet Day
04.Open Arms
05.Always Be My Baby
06.I Am Free
07.When I Saw You
08.Long Ago
09.Melt Away
10.Forever
11.Daydream Interlude [Fantasy Sweet Dub Mix]
12.Looking In

先に書いたように、多くの人は彼女のNo.1ヒットシングル曲を集めた「#1’s」を持っている人が多いと思うんですが、これは本人自身もライナーノートで触れているように、「ベストアルバムではない」と言っています。つまり、挨拶代わりの一枚という位置づけなのです。彼女はアルバムの作成にあたっては、アルバム全曲を通じて、プロデューサーと綿密な打ち合わせをして、はっきりとしたコンセプトに基づいて、1枚のCDを完成させる人で、このアルバムでも相棒として選んだウォルター・アファナシエフがこれまでと違った新しいアプローチで、前作以上にレベルアップしています。それでは、No.1にならなかった名曲を取り上げてみましょう。

歌のうまさがよくわかるのは、バラード曲でなく、ミドルナンバーだといわれます。ここでは、02.Underneath the Starsと、09.Melt Awayがそれにあたります。02.Underneath the Starsは、ジャーニーのカバー曲の04.Open Armsとともに、後の2枚組ベスト盤に入れているように、彼女自身もお気に入りのナンバー。それでもやはり彼女の魅力は圧倒的な歌唱力でのバラード曲。07.When I Saw Youでは力強く、10.Foreverではやさしく、対比的に歌い上げているところからも、マライアの力量の深さがよくわかります。

あとは、01.Fantasyが「#’1s」に収録のものとは全く違ってこちらの方がいいです。11.Daydreamのリミックスはハウス界の奇才、Def MixのDavid Moralesが手がけていて、アルバムの中では異色ですが、すんごいコラボになっています。

てなわけで、わずか12曲のアルバムのレビューがこんなに長文になってしまうくらいの名盤なのです。この頃のマライアのアルバムはたまにワゴンに埋もれていることがあるので、救出しておきましょう。

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1089346

※追記:私の中での名曲は09.Melt Awayでした。(こういう曲でマライアはたまらん。独り暮らししてた時だったな〜。繰り返しで死ぬほど聴いたな。)

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20041229.html
最近TVでなぜかやたらと耳にするのが、80年代のハードロック。もちろん原曲でない場合がほとんどですけど。例えば今なら、アサヒスーパードライのCMで、ホワイトスネイクHere I Go Againとか、サントリー「−196℃(チューハイ)」のCMでボン・ジョビのYou Give Love A Bad Name(禁じられた愛)などです。他にもクィーンやら、KISSやらとぞくぞくとリバイバルな予感。ちゅーわけで今日は、とりわけメロディーラインの美しさで大人気だったハードロックバンドのJourneyの名盤で、Escapeをご紹介です。

Escape / Journey
01.Don’t Stop Believin’
02.Stone in Love
03.Who’s Crying Now
04.Keep on Runnin’
05.Still They Ride
06.Escape
07.Lay It Down
08.Dead or Alive
09.Mother, Father
10.Open Arms

アメリカンハードロックを基礎としながらも、その美しいメロディーで多くの人を魅了したバンドです。パワフルなQUEENとはまた違った魅力で、キーボードを多用することでハードロックでも美しさが表現できることを最初にしめしたバンドといえるでしょう。現在CMで使われている(日産エルグランド)01.Don’t Stop Believin’は原曲のまま放映しているので聴いたらわかると思います。それと、おそらく今の若い子の多くはマライアキャリーの曲だと思っていたであろう、10.Open Armsは人気ドラマ「海猿」のテーマ曲になってましたね。(こっちが原曲ね。)

上記の2曲はベスト盤にも入ってますが、このアルバムは他の曲もよく、捨て曲のない名盤なのでぜひアルバムで押えておいても損はないでしょう。ジャーニーは80年中頃に解散後、ギターのニール・ショーンらが元ベイビーズのボーカルだった、ジョン・ウェイトを迎えて、BAD ENGLISHというバンドで成功するもバンドは短命に終わります。ところが96年にほぼ当時のメンバーで復活とはいえ、肝心のボーカルがスティーヴ・ペリーでないので微妙な感じ。(苦笑)

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1089755

※関連過去記事
John Waite(BAD ENGLISH)
http://diarynote.jp/d/57127/20051031.html
WHITESNAKE
http://diarynote.jp/d/57127/20041122.html
BON JOVI
http://diarynote.jp/d/57127/20050413.html

※追記:各TVCMは各企業サイトで視聴できます。
「だ〜れが殺したクックロビン〜 だ〜れが殺したクックロ〜ビン♪」、と、とにかく。(汗)コミックがアニメ化されると面白くなくなるものが多い中で、100倍も面白くなってしまったのは「(ぼく)パタリロ」だけでしょう。これを再びDVDで見られるとは!それにしても、30過ぎてもやっぱり「たまらんほど面白い」というのは驚き。一番好きなのはシバイタロカ博士に変装中のパタリロ。博士の初登場する第18話「輝けタマネギ!」は必見!(結局、メンタコってなんなんだ?)

さて、今日はカンパリさんの(好みの)タイプバトンをやってみます。
ちなみに、私は美少年には興味がありません。(爆)

Q1好きなタイプを外見で答えよう!

 ★髪型★   黒髪のストレート
 ★顔★    丸顔
 ★体型★   普通
 ★身長★   165cm前後
 ★服装★   パンツルックでもフェミニン系
 ★職業★   職歴があれば可
 ★性格★   朗らかでもうるさくない。
 ★その他★  ある程度品のある人

Q2年下が好き?年上が好き?
 この年で年上という選択肢は無い。(悲)

Q3タイプの芸能人は?
 昔の谷村有美(←過去最高)
 吹石一恵・木村佳乃・倉木麻衣ほか多数。(妄想中)

Q4恋人になったらこれだけは
・してほしい → いつも自分らしくいてもらうこと
・してほしくない → 一生懸命になること。(重たい感じ?)

Q5今までの恋愛経験の中でタイプだったなという人とのエピソード
 今15分ぐらい記憶をたどったけど、そんなタイプの子に出会ったことないな。
 (ここだけの話、付き合った子は全く違うタイプ)

Q6よくはまってしまうタイプをあげてください
 いつも近くにいる人を好きになる事がはまっているのかも?

Q7あなたを好きになってくれる人はどんなタイプ?
 女の子らしすぎる女の子。あと、なぜか共通して「ぽっちゃり系」

Q8どっちのタイプかで答えて下さい
 ・甘える:尽くす → 甘える7:尽くす3)
 ・嫉妬する?→ 付き合うようになったらしない。

バトンを渡したい人
tomoさん(気が向いたらどうぞ。)

最後に、美しさは罪 だ。(by波多利呂)

※パタリロ公式HP
http://www.toei-anim.co.jp/tv/patalliro/

※パタリロの声優トリビア
パタリロ(白石冬実)⇒ミライ・ヤシマ
警察長官(永井一郎)⇒ナレーション
タマネギ1号(古川登志夫) ⇒ カイ・シデン
タマネギ2号(古谷徹)⇒ アムロ・レイ

実は、ほとんどがホワイトベースのクルーだったりする。

ちなみにタマネギ21号(神谷明)はケンシロウ(北斗の拳)
どうやら全国梅雨入りしたみたいですね。確かに雨・雨・雨・・・な毎日です。晴れの日よりも雨の日の方が好きという人は少ないかもしれませんが、雨というシチュエーション自体はまんざらでもないと思う人は案外多いのではないかと思います。なぜなら、雨の日を歌った曲というのが思いのほか多いからです。つまり、人の気持ちとか感情なども雨という雰囲気によって変化するのではないかな?と思うわけです。「びしょびしょ」とか「じめじめ」とかいう嫌な気分を一瞬で変えてくれる雨ソングをテーマにトラックリストにしてみました。(ちなみに私は実際にこれで街を歩いています。)

01.ニラカイナリィリヒ / 安藤裕子
02.全部、君だった。 / 山崎まさよし
03.ミルクティー / 植村花菜
04.ワルツ / スネオヘアー
05.Sign / Mr.Children
06.Prelude / Mai Hoshimura
07.Eternal / 光永亮太
08.10% / 古内東子
09.ama-oto / Skoop On Somebody
10.DO THE MOTION / BoA
11.告白 / The Gospellers
12.Strong Woman / PUSHIM
13.いつか晴れた日に / 椎名純平(*)
14.パパ / 伊沢麻未(*)
15.Rain / 槙原敬之(*)
16.すき / mink(*)
17.音木箱 / 一青窈
18.最後の雨 / 中西保志

雨ソングといっても歌詞の中に必ず「雨」という単語があるものとかいう制約をしてしまうと器械的でつまらなくなってしまうので、「雨の雰囲気がするもの」ということでセレクトしました。(それが私流ということで。)でも一応、歌詞などに「雨」があるのは青色の楽曲ですかね。あれ?意外と少なかった?(苦笑)バラードだけとかで退屈にならないことと、ミドルスローな曲の繋がりを気にしてみました。あと、男女混合ということも。

今回のちょっとしたこだわりは、後半部の(*)の4曲のカバー曲です。「古い歌もいい曲はいいなぁ〜」ということがよくわかる素晴らしいカバーだと思います。このように自分流のアレンジでカバーしたものをアルバムとして発表するというムーブメントを築いてくれたのは、邦楽なら槙原敬之「Listen To The Music」、洋楽なら佐藤竹善「CORNERSTONES」あたりではないかと思います。この功績は偉大かも?

最後に音楽好きなあなたへ。自分が持ってる音楽の中で普段飛ばしてる曲ってありますよね?そんな曲も含めてあげて、あなたも自分だけのトラックリストを作ってみてはいかがですか?(たぶん家にいる時間が長くなるだろうし。)この次は夏ソングのトラックリストを公開予定!(気が向いたらですが。)

※関連過去記事(リンク)
01.安藤裕子
http://diarynote.jp/d/57127/20060519.html
03.植村花菜
http://diarynote.jp/d/57127/20051215.html
06.Mai Hoshimura(星村麻衣)
http://diarynote.jp/d/57127/20060409.html
12.PUSHIM
http://diarynote.jp/d/57127/20050827.html
14.伊沢麻未
http://diarynote.jp/d/57127/20050709.html
15.槙原敬之
http://diarynote.jp/d/57127/20040926.html
16.mink
http://diarynote.jp/d/57127/20050926.html
17.一青窈
http://diarynote.jp/d/57127/20050708.html
18.中西保志
http://diarynote.jp/d/57127/20041031.html
一週間ぶりの更新となってしまいました。まぁ、ここ最近はいろいろと大変でして・・・先週なんか危うく救急車のお世話になる寸前の所までいったりと、体調もパソコンもネットも、全部が故障してました。(苦笑)そんなわけで、今月は更新少ないかもしれません。とりあえずW杯サッカー関連で、サラ・ブライトマンアレです。
 

青い影/ア・クエスチョン・オブ・オナー / サラ・ブライトマン
01.青い影(Radio edit)
02.青い影(ATB remix:Andre Tanneberger)
03.青い影(Ecstasy mix:Rhys Fulber/Tom Holkenborg)
04.青い影(Paralyzer remix)
05.青い影(ATB radio edit:Andre Tanneberger)
06.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Radio edit)
07.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Pech remix)
08.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Knock Out mix:Merlyn)
09.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Damage Control mix)
10.ア・クエスチョン・オブ・オナー(Tom Lord-Alge mix)
〈CDエクストラ〉にて
※スクリーン・セイバー
※「青い影(ATB radio edit)」ビデオ・クリップなど

もう日本代表のテーマソングみたくなっている、ア・クエスチョン・オブ・オナーですが、こんなにいろんなバージョンがあるんですね。知りませんでした。というのは、サラの音楽の母体となるのは、クラシックな聖歌(聖楽)を基礎とする声楽なんです。なのでボーカルスタイルとしては、「もののけ姫」の米良美一(めらよしかず)さんと同じ世界の人なんです。

で、彼女はそのジャンル以外の音楽をうまく吸収・消化して、全く新しい音楽を創造することに成功した人です。クラシックとテクノサウンドの融合というのは、誰も想像さえしないような組み合わせだったのですが、音楽というのは奥が深いですね。ハレム(2003年作品)を聴くと、彼女の音楽の完成形を見るようです。

そんなわけで、今日はCD紹介でなく、サラ・ブライトマンの音楽について簡単ですが紹介してみました。昨年のクリスマス期間限定ブログでは、彼女のクラシックなアルバムを取り上げたんですが、このブログにその記事はありません。気が向いたら休業中のそちらのブログにUPして、ここにトラバしておきます。

※Sarah Brightman Official Web Site
http://www.toshiba-emi.co.jp/sarah-brightman/

※追記:サッカー初戦ぜんぜんダメでしたねー。15分で3失点は今年初のアリエナジーを観測しましたわ。もはや背水の陣で臨むしかないでしょう。来たれ!カミカゼ!

※追記2:トリノというのは、銅メダリストでロシアのスルツカヤ選手の演技の時のことです。

↓カンパリさんに秘密あり。
じめじめした雨の日も少なくなって、いよいよ夏の雰囲気になってきましたね。街ゆく人たちの服装も軽装になってます。夏といえばロックフェスですねぇ。私の若い時代にもあったらよかったのになぁ〜。ちなみに私らの世代では夏といえば琵琶湖のジャズフェスなんですよね。(苦笑)こういうのは体力ないといけないね。てなわけで、今日は昨年のFUJI ROCK FESTIVALに出た100s(ひゃくしき)のデビューアルバムで、OZです。たしか中村一義がソロでこのフェスに初参加した時のメンバーで結成されたんだっけ?このアルバムが発売された時のキャッチコピーが今日の記事の表題だったわけですが、こういうパターンは誇大広告な場合が多い中で、これだけは真に正しい表記だと思います。

OZ / 100s
01.OZ I
02.A
3.B.O.K
04.バーストレイン
05.ここが果てなら
6.なのもとに
7.OZ II
8.(For)Anthem
9.Sonata
10.やさしいライオン
11.Leek Rag’s Leek
12.Santa’s Helper
13.Honeycom.ware
14.扉の向こうに
15.OZ III
16.光は光
17.いきるもの
18.K-ing
19.またあした
20.バハハイ
21.ハルとフユ

リバプール風のサウンド(ビートルズなど)が日本で起こったらこんな風になるんだろうなというようなロックサウンドが基調ですが、そこに新しいオリジナリティーが加わっていることがすんごいところ。一曲ごとにコメントするのも気が引けるほどの完成度なので、「とにかく聴いてください!」みたいな感じになってしまうので、困ってます。(笑)というわけで、今回はざっくりレビューで。インターバルとして、OZ I〜IIIと3つのパーテーションに区切られていて、それ以降でそれぞれ曲調が変わっています。よって、この場合は、シャッフルしないで直線的に再生することを強くオススメします。私は中盤の雰囲気が特にたまりません。11.Leek Rag’s Leekはほぼ英詩みたく聴こえるんですが、ラジオで聴けば間違いなく海外のバンドだと思うことでしょうね。曲ごとによって、歌い方が微妙に異なるのもポイントですね。確固としたボーカルスタイルがあった上で変化を付けるなんてことが出来る人って少ないと思います。

まぁ、本当に強烈な名盤ですね。ただし玄人好みな感じは否めないかな?ビートルズのヒット曲だけしか好きになれない人には向かないかも・・・(苦笑)

※100s Official Site
http://www.100s.jp/

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1779997
GIZAはすっかり上木モードですが、まぁ個人的なタイプからすると、こっちの方がだんぜん好みなわけで。(照)もうGIZAでは中堅あたりになってきた三枝夕夏。今回は彼女が自分で作曲したそうで、しかも古き良きブリティッシュ・ロック風だそうな。(っていっても彼女はリアルタイムではないに違いないだろうけど。)でも、いいですよ。だって何してもカワイイから!明るいパーティーロックなナンバーです。
 

Fall in Love / 三枝夕夏 IN db
01.Fall in Love
02.Time goes by
03.Shocking Blue-rearrange version-
04.Fall in Love~Instrumental~

彼女はGIZAに所属しながらも、わりと自由に音楽活動をしている様子。そんなに彼女のこと詳しいわけじゃないけど、時々TVやラジオ等で見ている限りでは、いつも楽しく、のびのびと音楽をやっているような感じが伝わります。それほどセールスとかで成功している風に見えないけど、ファンはかなり多いみたい。基本的には音楽活動って本人が楽しくないとみんなも楽しくないと思うんですよね。これがいろんなシガラミ(セールスなど)に捕われて、気がつくと会社員みたくなってきたりするから怖いよね〜。彼女にはいつまでも正直な音楽をしていって欲しいなぁ・・・なんて思います。

※三枝夕夏 IN db Official Web Site(Special Site オープン中!)
http://www.uka-saegusa.com/

愛内里菜とのツインボーカルも要チェック!
http://blog.livedoor.jp/tobira100/
最近は気温も30℃を越える日が出てくるようになりましたね。ただねー、まだこの程度なら気持ちいいくらい。夏バテにはまだ早い!人間が一番活動的になるのは「夏」なのだ!というわけで、ジメジメした日も含めて、全て気合い(パワー)で吹っ飛ばしてしまおうということで、爽快感のあるアメリカンハードロックで、FIREHOUSEの2ndアルバムをチョイスしてみました。ハードロックといってもポップで、メロディアスなので、今まで食わず聴かず嫌いだった人も案外はまるのではないかと思っています。

Hold Your Fire / Firehouse
01.Reach for the Sky
02.Rock You Tonight
03.Sleeping With You
04.You’re Too Bad
05.When I Look into Your Eyes
06.Get in Touch
07.Hold Your Fire
08.Meaning of Love
09.Talk of the Town
10.Life in the Real World
11.Mama Didn’t Raise No Fool
12.Hold the Dream

このアルバムが彼らの中では、一番ポップに出来ていると思います。それでもサウンドはなかなかヘビーでパワフル。この辺りのバランス感覚は先に大成功したBON JOVIよりも勝っていると思います。抜群のコーラスワークで圧倒する02.Rock You Tonightでエネルギー充填完了。次は疾走感のある爽やかな03.Sleeping With You。これぞファイアーハウスといえる04.You’re Too Badでこぶしの効いたボーカルを堪能できます。

中盤で珠玉の美しいバラード曲、05.When I Look into Your Eyesでこれまでのエネルギーを全開放してしまいましょう。ここでようやく折り返し地点。後半はノリ重視で、08.Meaning of Loveや、11.Mama Didn’t Raise No Foolなど、グルーブ感のあるナンバーで、ロックの楽しさを満喫しましょう。燃え盛る炎を静かに鎮火するような、12.Hold the Dreamは祭りの後の静けさといった雰囲気のちょっと切ないバラードで幕が下ります。

ハードロックの入門として、彼らのサウンドはかなりオススメできます。典型的に正統派なアメリカンハードロックですが、チープに落ちない所が魅力。それを商業的と指摘する人もいるけど、私はそうは思いませんね。ただ、移籍後の4th以降はイマイチかも?その代わり1stからの3枚は全てベストアルバムと言えるでしょう。そんなわけで、これが気に入ったらあと2枚は満足できると思います。自信を持ってオススメ!

※試聴はこちら
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1087141

※関連過去記事(もうちょっちライトな方がいい方へ)
http://diarynote.jp/d/57127/20041004.html
今日は、ソウルミュージックへの原点回帰をしたベテラン実力派のソウルシンガー、sakuraのこれまでの彼女の作品を新鋭の有望な若手DJたちが新たにアレンジしたアルバム、Soul Collectionです。彼女がデビューした90年代の日本というのは、ソウルミュージックなんてほとんどやってなかったし、サウンド技術的にも未成熟だったわけで、彼女のシーンへの登場は早すぎたといえると思います。それがこのアルバムでようやくそれが彼女に追いついたということがわかると思います。

Soul Collection(CCCD) / SAKURA
01.All Brand New
02.HEART OF GOLD (Jazztronik Mix)
03.HONEY
04.Let’s Go Dancing (SUGIURUMN HOUSE MISSION MIX)
05.So Free (SUGIURUMN HOUSE MISSION MIX)
06.Love Love Love
07.Angel eyes
08.One+Only Love(feat.SPHERE of INFLUENCE)
09.On and On
10.So Divine(Tosh’s FAT EQ MIX)
11.Sista sista

これだけの才能溢れるDJたちをもって、「追いついた」という表現は正しくないですね。もはや職人肌のJazztronik02.HEART OF GOLDや、現在のクラブシーンで最も勢いのあるSUGIURUMNのプログレッシブなハウスチューンが聴ける、04.Let’s Go Dancing05.So Freeなどは、メジャーで定型化されつつあるサウンドとは一線を画していると思います。(やはり本物はインディーズにありということかな?)

しかしいくらサウンドが素晴らしくても、このグルーブ感が出せるのは、やはりSAKURAのボーカルの技があってのこと。現在のソウルシンガーは若さとノリがやたら重視され、またそればかり要求するリスナーが多いわけですが、彼女のボーカルはベテランらしく円熟していて、しかもボーカルスタイルとして確立されている点で、国内では貴重な存在だと思います。日本では軽視されがちですが、音楽活動を長く継続するということこそが、音楽が熟する、その人だけの味が染み込んだものを耳に入れる時に「本物」の味がわかるということですね。

※本物のグルーブ感を試聴できるのはこちら。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1511257

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050329.html
それにしても、このソエルちゃんのPVがテラカワユスだ。正直、今までのPVの中でもカワユ数が最高値を更新している。Rainbowの頃(懐かしい)はお人形さんみたいで、逆に近寄りがたい感じだったけど、このDear Friendでの七変化には参りました。実は先週のCDTVの後の15分程度の音楽番組(Hz:ヘルツ)にソエルちゃんが出てたんです。それが、まためっちゃ小さくてめっちゃかわいかったんです。この感動を後世に語り継ぐために、記録しておきます。(アホ)

Q1.休みの日は何してる?
買い物に行くか、家でDVD見るか
(109でバッグを購入、ハウルの動く城)
Q2.最近気になることは?
コールド・ストーン・クリーマリーのアイスクリーム
http://www.coldstonecreamery.co.jp/
(ワッフルコーンに3種類でマジでヤバイ)
03.幸せだなと感じる瞬間は?
おいしいもの(特にスイーツ系)を食べてる時。
Q4.好きな男性のタイプは?
やさしくて、男らしくて、面白い人が絶対条件。できれば、自分より背が高いこと。
Q5.今、一番欲しいものは?
長期休暇。ハワイの親戚に会いに行きたい。
Q6.今後チャレンジしたいことは?
習い事3つ(フラダンス、ベリーダンス、フラメンコを全部マスターしたい。)

うーん、理想のタイプはきびしすなぁ〜。身長と面白いぐらいしかクリアできてないし。(まぁ、面白いかも微妙だが・・・)ただね、一つ重要な問題があるんです!ソエルという名前では妄想がしにくいんです。(爆)下の名前だけでいいから、本名が知りたいな〜。(彼女はハーフなんかな?)

※Sowelu Official Web Site
http://www.sowelu.info/
雨の日が多いですね。なんとなくジメジメしたこの感じはやっぱり梅雨入りでしょうか?雨の中の移動は車がメインになりますが、私はいつもワイパーの速度(テンポ)に音楽をあわせてしまいます。(笑)そんなわけでいつも車にあるのが、このインコグニートのベスト盤です。これはとても選曲がいいのでオススメ。ああ、そうそう。写真のオジサンが歌うのではなくて、彼はUKのクラブシーンを代表するサウンド職人のブルーイで、彼がゲストボーカルを迎えてプロデュースするわけで、そうした場合のクリエイター集団としての名前がインコグニート(フランス語で「匿名」という意味)というわけです。(m-flo loves 〜 みたいな感じですね。)

The Best of Incognito
01. Don’t You Worry ’Bout A Thing
02. Everyday
03. Still A Friend Of Mine
04. Givin’ It Up
05. I Hear Your Name
06. Shade Of Blue
07. Roots (Back To A Way Of Life)
08. Talkin’ Loud
09. Always There
10. Colibri
11. Out Of The Storm
12. Good Love
13. Deep Waters
14. Jump To My Love
15. Change

アメリカのソウルミュージックが大胆でかつ奔放であったのに対し、彼のサウンドはとても繊細でかつ洗練されているので、まさに都会派サウンドとしては最高にスタイリッシュだと思います。ジャズ(アシッド)・ファンク等ジャンルにこだわらないのが彼のスタイル。90年の09. Always Thereから本格始動してからというもの、スティービー・ワンダーの曲を大胆にカバーアレンジした01. Don’t You Worry ’Bout A Thingが大ヒット。多くの人はこの曲がカバーであることを知らないくらいです。もちろんオリジナル曲の03. Still A Friend Of Mineなどをはじめヒット曲多数収録。日本では車のCMに14. Jump To My Loveが起用されたのはまだ記憶に新しいところ。(やっぱりドライブ)これらにはもちろん実力と魅力のある女性ボーカルたちによる部分も大きいのですが、長くなるので省略します。

それよりも、おもしろいのは彼の曲の一部は多くのFMラジオ局で「ニュース」とか「交通案内」とかのBGMとしてよく使用されていますので、普段何気なくFMを流している人は、どのヒット曲よりも実際に耳にしているかも?(笑)特に、08. Talkin’ Loudの最初の方とか、ボーカルレスの10. Colibriあたりです。

そんなわけで、これは思っている以上に馴染みのあるCDになるかもしれません。レンタルもできますので、ぜひ一度お試しあれ!

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1427124

※追記:これは日本盤のみのベスト盤ですが、この選曲した人は本当にグレイト!90年代を中心に彼の仕事が伝説的に刻まれているのが、この一枚でよくわかるようになってます。

↓尊敬の念を込めて・・・ヒミツあり。
とりあえず、左のジャケ写を見てもらいましょう。うわ〜物凄い美形!彼女は若干22歳で昨年にデビューした新人アーティストのカトリーナ・エラム。そして、歌うのは今USで多くの若手女性歌手たちによって復権を果たしたカントリーミュージックです。これはもうフェイス・ヒルの再来といってもいいでしょう。歌よし、曲よし、ルックスよしで、今最も注目すべき女性シンガーの一人です。現在は日本盤でのリリースはないようですが、向こうで本格的に火が付くと日本でも彼女の歌を頻繁に耳にする日はそう遠くないと思います。ここでは先取りしてチェック!

Katrina Elam
01.Strong Anything
02.No End in Sight
03.Breakup Song
04.I Want a Cowboy
05.Unbreakable
06.Flowers by the Side of the Road
07.Drop Dead Gorgeous
08.Normal
09.I Won’t Say Goodbye
10.Home Running Away
11.Prelude to the Kiss

日本のサイトがないので、詳しいことは判りませんが、出身はオクラホマ(しかも超ド田舎!)ということですが、カントリーシンガーになるために一大決心をし、カントリーの聖地ナッシュビル(テネシー州)へ飛び出して本格的に音楽活動を開始。そして今回、みごとデビューに至ったようです。

ざっと聴いた感じですが、シャナイアなどのように、ポップロックではなくて、わりと基本に忠実なカントリーポップになってるので、今では逆に新鮮な感じがしました。歌も新人らしい雰囲気がありつつも、ただならぬ気配も感じます。やっぱりデビュー当初のフェイス・ヒルを彷彿とさせるものがありますね。

これからの彼女の活躍に目が離せません。

※試聴はこちら
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1800885

※関連過去記事(フェイス・ヒル)←偶然にもちょうど1年前の記事
http://diarynote.jp/d/57127/20050523.html
今日は昨日と一転していい天気でしたね。こんな気持ちのいいお天気にあわせて音楽も着替えてみましょう。北欧アイルランドから、天然水のように澄み切ったポップスを聴かせてくれるザ・コアーズのベスト盤です。なんか限定で1,500円で再販してるそうです。(苦笑)これはもう一家に一枚のマストアイテムになると思います。荒川静香選手のトゥーランドットとまではいかないけど、アイリッシュ・バイオリンの美しい旋律と3人娘の美しいハーモニーは聴く人すべてをアイルランドの大自然に連れて行ってくれます。

Best of The CORRS
01. Would You Be Happier?
02. So Young (K-Klass Remix)
03. Runaway
04. Breathless
05. Radio (Unplugged)
06. What Can I Do (Tin Tin Out Remix)
07. The Right Time
08. I Never Loved You Anyway
09. Irresistible
10. Forgiven, Not Forgotten
11. Lough Erin Shore (Unplugged)
12. Only When I Sleep
13. Love To Love You
14. All The Love In The World (Remix)
15. Everybody Hurts (Unplugged)
16. Give Me A Reason
17. Dreams
18. Make You Mine
19. Lifting Me(*)

彼女たちの息がぴったりなのには理由があって、コアーズというバンドは、長女シャロンがヴァイオリン、次女キャロラインがドラム、三女アンドレアがメインボーカル、そして縁の下の力持ちとして、兄のジムがキーボード兼コンポ−ザーというファミリーバンドなんです。そんなわけで、あまりにも愛情に満ちたサウンドになっているわけです。さて、簡単に曲の方を・・・

やはりバラード職人のデビッド・フォスターが提供したデビュー曲の03. Runawayは素晴らしい名曲。続く04. Breathlessはラジオでよくオンエアされているナンバーで聴いたことのある人もあると思います。こちらはヒットメイカーのマット・ランジによるもの。(もろにシャナイア・サウンド)10. Forgiven, Not Forgotten(邦題:遥かなる想い)はアルバムタイトルにもなった代表曲。アンプラグド(ライブ)の3曲、新曲と日本盤のみのボーナストラックとこれ以上ないくらい贅沢な内容です。洋楽初心者の方はもちろん、ケルト音楽の入り口として聴いてみるのもいいと思います。

※試聴はこちら
http://wmg.jp/artist/corrs/AMCY000007320.html

※関連過去記事(シャナイア・トゥエイン)
http://diarynote.jp/d/57127/20051101.html

※追記:ちなみに3姉妹はみんな美女です。
京都は今日も雨です。病院に行く日だったので、バイクはやめて電車で行きました。地下鉄で感じたあの独特の蒸しかえるような湿気と車内の空気の曇り具合といい、しばらく忘れていた空間に再開しました。そんな車内でずっと聴いていたのが、安藤裕子のニューアルバム、Merry Andrewです。
 
 

Merry Andrew / 安藤裕子
01.ニラカイナリィリヒ
02.Green Bird Finger.
03.のうぜんかつら
04.煙はいつもの席で吐く
05.み空
06.あなたと私にできる事
07.さみしがり屋の言葉達
08.ポンキ
09.愛の日
10.Lost child,
11.夜と星の足跡 3つの提示
12.星とワルツ
13.彼05
14.のうぜんかつら(リプライズ)

「雨の街は笑顔を嫌う」という斬新なサビが印象的な07.さみしがり屋の言葉達という曲で彼女のことを知りました。まさに前述のような雰囲気で、雨の日に聴きたい名曲の一つとなりました。でも彼女の独特の音楽世界はむしろここでは他の曲の方が顕著に感じられます。イントロが美しい01.ニラカイナリィリヒで彼女の世界に引き込まれてしまいます。そして、個性的な03.のうぜんかつらは、最後の弾き語りのリプライズの方と比べて聴いてみて欲しいと思います。このアルバムの幕を引くのに相応しい名曲です。

個人的に気に入っている曲は、04.煙はいつもの席で吐くや、10.Lost child,のような気だるい感じのものです。(天気のせいかもしれませんが。)バラエティーに富んだ楽曲たちでも、飛ばす曲はありませんね。好みが分かれるところがあるかもしれませんが、Salyuとかが好きな方にはオススメです。(Salyuよりは聴きやすいと思います。)

※試聴はこちら
http://www.avexnet.or.jp/yukoando/02al/popup.html

※関連過去記事
http://diarynote.jp/d/57127/20051115.html
Do As Infinityの突然の解散劇から1年も満たないのに、伴都美子のソロデビューアルバムがリリースされました。その再出発といえるこのアルバムのタイトルがFAREWELL。この時点ですごく嫌な予感がしてました。それに、どう考えても不自然極まりないドゥアズの終焉から、本人に考える暇も与えずにレコーディングしたと思われるこのアルバム。ここにはもうあの伴ちゃんの輝きはありません。(悲)

farewell / 伴都美子
01.farewell
02.morning glory
03.うらら。
04.Essence
05.horoscope
06.complacence
07.鵺の鳴く夜
08.HOLY PLANET
09.Before Sunset
10.Hold Me...
11.A Dream Is a Wish Your Heart Makes(*)

わりと丁寧に聴きましたが、全体に楽曲は悪くないです。むしろあの短期間でこれだけのアルバムを作ってしまうエイベックスの作曲陣はさすが。伴ちゃんのドゥアズでの活動をある程度考慮した楽曲構成になってるのもわかるんですが、ハッキリいって、今回は本人が乗り気じゃないのがバレバレなんです。ドゥアズ時代の伴ちゃんなら、バラード曲にも力強さみたいなのが根底にあったのに、ここにはそれがなく、03.うらら。のようなポップロックにしても、魔法の言葉の時と比べるとぜんぜん違う。同じ歌手とは思えないくらい。10.Hold Me...でのジャズにチャレンジというのはもうコメントしません。(っていうかなんでジャズなん?)

なんかもう伴ちゃんがかわいそう。今まで育んできた素晴らしいロックボーカリストの資質はこれで絶たれたのかと思うと残念でならないです。ドゥアズのロック化に抵抗のあった人は、これは聴きやすいかもしれませんが。ドゥアズのベスト盤乱発といい、このお茶を濁すようなソロアルバムの発表といい、エイベックスの会社としてのやり方はやはり好きになれません。

※伴都美子 Official Web Site
http://www.avexnet.or.jp/van/

※追記:この出来は本人が一番わかっているのではないかな?そして、「farewell」というタイトルは、「2枚目は無いかも?」という意味・・・っていうのは深読みしすぎかな。いいミュージシャンが集まっているのに、上層部がとにかく商業的というのが私のエイベックスの印象です。

↓さらにエイベックスのことを秘密で
いやぁ、これすっごくはまっています。今はエイベックスでちゃんと聴くのってボアちゃんだけかも。次々と新しい魅力で魅了してくれるから、本当に大好き。ボアちゃんって昔はボーイッシュな雰囲気で、いつもパンツルックだったのに、Do The Motionからすっかりフェミニンな感じになって、今回も曲調はShine We Are!に似てても、この曲のPVでのボアちゃんは、さらに魅力度が大幅UPしてます。このPVは絶対に要チェックです!

七色の明日~brand new beat~/Your Color / BoA
01.七色の明日 ~brand new beat~
02.Your Color
03.七色の明日 ~brand new beat~(TV MIX)
04.Your Color(TV MIX)

PVで使用されているのは、03.七色の明日 ~brand new beat~(TV MIX)のロングバージョンの方。今回は迷彩色のパンツルックなのにすっごいフェミニン。まだPV見てない人のために簡単レビューを。(今回はボアちゃんを成分分析しました!)

1.コンパクトを折りたたむボアちゃん。(フェミニン指数90%)

2.女性ダンサー3人と合流して軽快にダンス。
(「唇に咲いた〜」でさりげなく唇を押えるしぐさ>フェミニン指数120%)

3.そこへ、男性ダンサーチームからちょっかいが!女性陣ダンス中断。ボアちゃん、ヘアバンドをはずす代わりに、男性用の帽子を被って男性チームに宣戦布告?
(カワユ数90%)

4.室内でブラシを持って男子vs女子で室内ホッケー対決開始!
その後は、ダンスやバスケなどで男女混戦模様。
(ダンス対決でのボアちゃん>フェミニン指数70%)

5.やっぱし最後はバスケもダンスも仲直り。
2人1組で息ピッタリのダンス。(楽し数100%)

6.ここでダンスブレイク!全員でMAXに激しい動き。帽子を深く被って踊るボアちゃんは超クール(フェミニン指数20%)

7.最後のサビでは、全員衣装チェンジでダンス。この時のボアちゃんのフリルと「Eyes To Eyes〜」の時の振り付けがテラカワユ数(フェミニン指数計測不可能!)

そんな感じで、これはかなりキテマス。ボアちゃんのダンスってあんまり振り付けっぽくなくて、自由度の高い感じが本当に楽しそう。こんな風に自分を表現できる人は他にいないんじゃないかな?とにかく、最後のボアちゃんのフリルの揺れ具合で、計測値を振り切られてしまいました。(←アホ観測による。)

※BoA Official Web Site
http://www.avexnet.or.jp/boa/index.html

※PV(YouTube)
http://youtu.be/stxnJL_1VrU
さてさて、なんと200枚目のレビューとなる今日はちょっちマニアックなものを選んでみました。でも、ぜんぜん名盤なんです。UKで80年代後半に活躍したThe Blow Monkeys(ブロウ・モンキーズ)のシングルとリミックス(ロングバージョン)を集めたものです。日本では知ってる人少ないんですが、当時アメリカで表現されたブルー・アイド・ソウルというものよりも、もっとUKらしいスタイリッシュな感じになってます。特にシャープな男性ボーカルが印象的なグループでしたね。

Choices: The Singles Collection / The Blow Monkeys
01.Wait (Robert Howard : Kym Mazellet)
02.Choice? (Blow Monkeys : Sylvia Tella)
03.Slaves No More
04.Celebrate -The Day After You- (Blow Monkeys : Curtis Mayfield)
05.Wicked Ways
06.Digging Your Scene
07.It Doesn’t Have to Be This Way
08.Out With Her
09.This Is Your Life
10.It Pays to Belong
11.Wait [Long]
12.Choice? [Long]
13.Man from Russia
14.Atomic Lullaby
15.Wildflower
16.Forbidden Fruit

まずは、女性ゲストボーカルを迎えてのダンスチューン、01.Wait02.Choice?がスマッシュヒット。この2曲はここにもロングバージョンが収録されていますが、 他にも様々なリミックスが存在することからわかるように、その筋の人(DJなど)なら知っている名曲です。特に02.Choice?での2人の神業的な掛け合いは鳥肌ものですが、歌詞の内容は当時のサッチャー政権を皮肉ったものだということを知る日本のDJは少ないかも?(彼らの一般的な評価が案外低かったのは音楽に政治色があったからという説があります。)

一般的にいわれるヒット曲は、06.Digging Your Sceneだと思います。今でもたまにラジオでかかりますね。(80’s特集とかなら特に)この曲だけで、彼らを一発屋呼ばわりする人が多いんですが、それは見た目だけの話。彼らの先進的な音楽センスはむしろ、04.Celebrate (The Day After You)などを聴けばわかります。(近年のジャズとのクロスオーバーとかも、大して真新しいことではないように思えるほどセンセーショナルな楽曲でしたね。)

最後に、彼らの音楽は単純にひとくくりに出来ないので、CD選びは難しいところがあります。今回のシングルコレクションは聴きやすいダンスチューンをメインに集めてあるので紹介しましたが、後発の2枚組ベストなどだと、だいぶ印象が変わってくるので要注意です。でも、これたぶん日本では入手困難ではないかと・・・ストアより中古屋さんあたった方が早いかも?(リミックスがセットで聴けることにこのCDの真の価値があるんですけどね。)機会があればぜひ!

※試聴ジャケ写クリックで(アマゾン)
本日、おかげさまでアクセス数が36000を超えました。ちなみにキリ番は自分で踏みました。(爆)相互リンクのみなさんを始め、その他の読者の方、ありがとうございます!このブログを始めたのが2004年の9月からで、毎日更新できていないわりには、多くの方の目にとまったのかな?とちょっとだけいい風に勝手に考えています。(笑)

あしあと機能をoffにしている方もおられるでしょうけど、やはり、外部からのアクセス(特に検索サイト結果から)が圧倒的に多いです。というわけで、今日は今までで多かった検索キーワードをご紹介してみます。

●mihimaru 関連
今、一番多いです。2年前にしたブレイク予想は的中したということでいいかな?「hiroko 矢口」という検索も多いです。(笑)
http://diarynote.jp/d/57127/20060422.html

●蒼い月の夜〜Lady In Blue〜
槙原敬之のカバーソング集、「Listen To The Music」の1曲目の原曲を調べる方が多いですね。LOUという単語を併せてここに来られる方も多いです。
http://diarynote.jp/d/57127/20040926.html

●39度のとろけそうな日
通算ではこれが一番多いですね。センチバの歌なんだけど、誰の曲かわからんけど、ここのフレーズだけ覚えてるという方が検索でここに辿り着いておられるようです。
http://diarynote.jp/d/57127/20050731.html

その他はバラバラですね。洋楽関連は特に。

これからも従来どおり、「いい音楽をわかりやすく」をモットーに精進していきますのでよろしくお願い致します。

↓相互リンクの方に秘密あり

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